ロンドン トラベルガイド:『NOT JUST A LABEL』のステファン・シーゲルが選ぶ、ロンドンのおすすめショップ5選

文・英語翻訳: 編集部

 今回、ロンドンのおすすめショップを紹介してくれたのは、世界最大級のファッション・ディレクトリーサイト『NOT JUST A LABEL (以後、NJAL)』のクリエイティブディレクターを務めるStefan Siegel (ステファン・シーゲル)。世界中から才能あふれる若いファッションデザイナーたちを見つけだし、サポートをする『NJAL』は、ファッション業界のバイブルであるイタリア版『Vogue (ヴォーグ) 』から、未来志向の強い最も影響力のあるファッション系ウェブサイトのひとつとしてあげられ、現在月間PV数2,100万以上を誇っている。

[addshop id=”6838″][entrycomment src=”/article/wp-content/uploads/2012/08/20121008Stefan_eye.jpg”]ロンドンのイースト・エンドにあるレッドチャーチ・ストリートに位置する Hostem (ホステム) は、メンズウエアの代表格的なショップ。以前は工芸施設として使用されていたこのショップの内部は3つの独立した部屋に分かれていて、それぞれにラグジュアリー・ストリートウエア、アヴァンギャルドなデザインのブランド、そして若手のブランドが配置されている。世界中からブランドを買い付けているのはオーナーのJames Brown (ジェームス・ブラウン) と彼のチーム。リネンラインの壁や、むき出しの電球が使われた内装のデザインは、JAMES PLUMB (ジェームズ・プラム) が手がけていて、素材そのものがいかされていておもしろい。[/entrycomment]
[tfpcomment]2010年にオープンしたイースト・ロンドンを代表するメンズウエアのお店。うつくしく洗練された店内は見に行くだけでも価値がある。Ann Demeulemeester (アン ドゥムルメステール)、Casely-Hayford (ケイスリー ヘイフォード)、Haider Ackermann (ハイダー アッカーマン)、Rick Owens (リック オウエンス)といったヨーロッパを代表する人気ブランドから、JULIUS (ユリウス)、visvim (ヴィズヴィム)、White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング) といった日本のブランドも取り扱っている。[/tfpcomment] [/addshop]

[idou]徒歩で約3分[/idou]

[addshop id=”6943″] [entrycomment src=”/article/wp-content/uploads/2012/08/20121008Stefan_eye.jpg”]カルヴァート・アベニューにあるMawi (マウィ) は主張するラグジュアリー・ジュエリーを買うには最適な場所。設立から10年以上になるこのブランドは、日常生活で使えるアイテムから、派手な一点モノまでを制作していて、あざやかな色使いや輝く宝石を使用したコレクションで有名。このショーディッチにある一番最初の路面店は、近隣にアトリエをかまえている新進気鋭のデザイナーたちや小さなブティックが店をかまえるこのエリアにすごくとけこんでいるね。[/entrycomment]
[tfpcomment]ロンドンを拠点に活動している人気ジュエリーデザイナー Mawi (マウィ) の旗艦店。ここに来ればセレブリティや有名なファッションブロガー、業界人たちから高い支持を得ている同ブランドの斬新かつラグジュアリーなジュエリー・コレクションを入手できる。[/tfpcomment] [/addshop]

[idou]バスと電車で約50分[/idou]

[addshop id=”6949″] [entrycomment src=”/article/wp-content/uploads/2012/08/20121008Stefan_eye.jpg”]1960年代のロンドンで先駆者的存在だったビンテージ・ショップ、Granny Takes a Trip (グラニー・テイクス・ア・トリップ) からインスパイアされた The Village Bicycle (ザ・ヴィレッジ・バイシクル) はノッティングヒルのレドベリー ・ロードにある。オーナーのWilla Keswick (ウィラ・ケズィック) が、自身が着用したいと思うアイテムを取り扱っていて、Mark Fast (マーク・ファスト)、Todd Lynn (トッド・リン)、Bodyamr (ボディーアムール)、Tom Binns (トム・ビンス)といったコンテンポラリー・デザイナーズ・ブランドにビンテージのアイテムをミックスしているんだ。ギャラリストのTyrone Wood (ティロン・ウッド) がキューレートした家具やアート作品も販売している。[/entrycomment]
[tfpcomment]ファッショニスタとしても注目されているロンドンのソーシャライト、Willa Keswick (ウィラ・ケズィック) のお店。2011年にオープン、Lulu Guinness (ルル・ギネス) などの個性的なブランドや、ビンテージのサングラス、ヘア・アクセサリー、本、家具なども取り扱っている。[/tfpcomment] [/addshop]

[idou]徒歩で約6分[/idou]

[addshop id=”6942″] [entrycomment src=”/article/wp-content/uploads/2012/08/20121008Stefan_eye.jpg”]ケンジントン・パーク・ロードに位置するMerchant Archive (マーチャント・アーカイブ) は、Sophie Merchant (ソフィー・マーチャント) がオーナーを務めるショップ。最高のビンテージとコンテンポラリーのアイテムを販売していて、ヴィクトリア時代までさかのぼるビンテージものも置いてある。一点モノの価値を重視している彼女は、オープンから数年で世界中から良質のビンテージ・アイテムを集めることができたのだからすごい。彼女の審美眼はファッション業界から注目をあびているね。[/entrycomment]
[tfpcomment]ビンテージとコンテンポラリー・ライフスタイルの商品を取り扱うお店。スタイリストやファッション・インテリアデザイナー、セレブリティなど、ロンドンの業界人がひそかに通う人気ショップ。[/tfpcomment] [/addshop]

[idou]バスで約30分[/idou]

[addshop id=”6951″] [entrycomment src=”/article/wp-content/uploads/2012/08/20121008Stefan_eye.jpg”]1970年に Let it Rock (レット・イット・ロック) という名のショップとしてチェルシーのキングス・ロードにオープンしたのがはじまり。後にWorld’s End (ワールズ・エンド) という名前で生まれ変わって、ヴィヴィアン本人がセレクトしたアイテムを販売するショップになった。彼女はこのショップがあるコミュニティーに恩返しをしたいみたいだね。もう僕らの社会はカルチャーを重んじなくなってしまったと思っているみたいで、このショップを通してカルチャーの重要性を再び発信していきたいみたい。[/entrycomment]
[tfpcomment]長年英国のファッションに多大な影響を与えてきたVivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウェストウッド) の出発点で、パンク発祥のお店として知られている伝説のショップ。Vivienne本人が自身のアーカイブからお気に入りのアイテムをセレクトして販売もしているため、ファンにはたまらないレアなお宝が見つかることも。[/tfpcomment] [/addshop]