Spotify (スポティファイ) が動画配信やオリジナルコンテンツをローンチ

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音楽の大手ストリーミングサイトである Spotify (スポティファイ) が動画やポッドキャストを配信する新たなサービスを発表した。また、走る速度に合わせてテンポを合わせてくれるランナーのための新機能も追加された。

Spotify の CEO である Daniel Ek (ダニエル・エク) によると、今回の新機能の追加は毎日どんな時でも音楽とビデオ、完璧なコンテンツを楽しめるというサイトのミッションの一部だという。Spotify のゴールは、人々の生活のサウンドトラックになることだ、と語った。

Spotify は新たにデザインをリニューアルし、よりプレイリスト中心となった。プレイリストは、その人のアクティビティや時間帯にあわせて提供される。

動画では、ABC や BBC、Comedy Central (コメディ・セントラル)、Condé Nast Entertainment (コンデナスト・エンターテイメント)、ESPN、Fusion (フュージョン)、Maker Studios (メイカー・スタジオ)、NBC、TED、Vice Media (バイス・メディア) が協賛として参加することになった。また、Icona Pop (アイコナ・ポップ) や Jungle (ジャングル)、Tyler the Creator (タイラー・ザ・クリエイター) といったアーティストのエクスクルーシヴなラジオも配信されることになっている。

Spotify は、2006年にスウェーデンで誕生して以来、急速に成長し続けている音楽ストリーミング配信サービス。現在、アクティブユーザーは6000万人を超えているといわれており、現在58ヶ国に配信されている。しかし、日本には著作権問題といった諸々の事情により未だに上陸していない。

こちらは、米国、英国、ドイツ、スウェーデンで5月20日からスタート。最近大きな注目を集めている Jay-Z (ジェイZ) による Tidal (タイダル) がエクスクルーシヴなコンテンツで人気を博している他、Apple (アップル) の音楽ストリーミングサービスが配信されるといった噂もあり、最近ストリーミングサービス業界が盛り上がりを見せている。Spotify はいまだ業界で首位を占めているものの、強力なライバルの登場によりこのタイミングで新サービスを追加したともいえるだろう。