20世紀への転換期に活躍した異端の作曲家 Erik Satie の展覧会「エリック・サティとその時代展」が開催中
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20世紀への転換期に活躍した異端の作曲家 Erik Satie の展覧会「エリック・サティとその時代展」が開催中
Bunkamura The Museum Holds Erik Satie Exhibition
サティは、芸術家たちが集い自由な雰囲気をたたえるモンマルトルで作曲家としての活動を開始し、その後生涯を通じて芸術家との交流を続けた。第一次大戦中より大規模な舞台作品にも関与し、Pablo Picasso (パブロ・ピカソ) とはバレエ・リュスの公演《パラード》を、Francis Picabia (フランシス・ピカビア) とはスウェーデン・バレエ団の《本日休演》を成功させた。また一方で Andre Derain (アンドレ・ドラン)、Georges Braque (ジョルジュ・ブラック)、Constantin Brâncuşi (コンスタンティン・ブランクーシ)、マン・レイ (Man Ray)、そして数々のダダイストたちがサティとの交流から作品を生み出していった。
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フランシス・ピカビア《「本日休演」の楽譜の口絵》1926年 紙、リトグラフ フランス国立図書館 Bibliothèque nationale de France, Paris
20世紀への転換期に活躍したフランスの作曲家 エリック・サティ (1866-1925) の展覧会が Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中。会期は8月30日 (日) まで。
サティは、芸術家たちが集い自由な雰囲気をたたえるモンマルトルで作曲家としての活動を開始し、その後生涯を通じて芸術家との交流を続けた。第一次大戦中より大規模な舞台作品にも関与し、Pablo Picasso (パブロ・ピカソ) とはバレエ・リュスの公演《パラード》を、Francis Picabia (フランシス・ピカビア) とはスウェーデン・バレエ団の《本日休演》を成功させた。また一方で Andre Derain (アンドレ・ドラン)、Georges Braque (ジョルジュ・ブラック)、Constantin Brâncuşi (コンスタンティン・ブランクーシ)、マン・レイ (Man Ray)、そして数々のダダイストたちがサティとの交流から作品を生み出していった。
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エリック・サティ (作曲)、シャルル・マルタン (挿絵)『スポーツと気晴らし』より《カーニヴァル》1914-23年 紙、ポショワール フランス現代出版史資料館 Fonds Erik Satie - Archives de France / Archives IMEC
本展ではマン・レイによって「眼を持った唯一の音楽家」と評されたサティの活動を芸術家との交流のなかで捉え、刺激を与え合った芸術家たちの作品を通して、作曲家サティの新たな側面を浮かび上がらせる。会期中は、老舗のベーカリー PAUL、人気のブラッセリ― VIRON、横浜ベイホテル東急の総料理長・曽我部俊典による美食会「サンキエム エス 6」、Bunkamura ドゥ マゴ パリなどとタイアップ企画も開催。詳細はウェブサイトにて。
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エリック・サティ (作曲)、シャルル・マルタン (挿絵)『スポーツと気晴らし』より《カーニヴァル》1914-23年 紙、ポショワール フランス現代出版史資料館 Fonds Erik Satie - Archives de France / Archives IMEC
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老舗ベーカリーPAULとサティ展がコラボレーション
<展覧会情報>
「エリック・サティとその時代展」
会期: 2015年7月8日 (水) – 8月30日 (日) 開催期間中無休
時間: 平日 10:00 – 19:00 (金・土曜日は21:00まで)
場所: Bunkamura ザ・ミュージアム
住所: 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
Tel: 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
入場料: 一般 1400円 / 大学・高校生 1000円 / 中学・小学生 700円
後援: 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本、J-WAVE 81.3FM
協力: エールフランス航空、エムズシステム、ベヒシュタイン・ジャパン (ユーロピアノ株式会社)
会場映像・音響制作: 東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科 (受託研究)
企画協力: アートインプレッション
HP: www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_satie.html