ニュー・トポグラフィクスの騎手、Lewis Baltz (ルイス・ボルツ) の個展が開催
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ニュー・トポグラフィクスの騎手、Lewis Baltz (ルイス・ボルツ) の個展が開催
Lewis Baltz's Solo Exhibition "Sites of Technology” At Wako Works Of Art
11歳の頃からカメラを持ち写真を撮っていた同氏が、ミニマリズムの影響下、本格的に制作を開始したのは20代の頃。被写体と構図をめぐる考察を続けるうちに独自の視点を養い、1975年に参加したジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館のグループ展「ニュー・トポグラフィクス」によって風景写真に新たな可能性をもたらし、世界中の写真家に影響を与えた。
アメリカのアーティスト、Lewis Baltz (ルイス・ボルツ) の個展が、六本木の WAKO WORKS OF ART (ワコウ・ワークス・オブ・アート) にて9月12日 (土) より開催される。
11歳の頃からカメラを持ち写真を撮っていた同氏が、ミニマリズムの影響下、本格的に制作を開始したのは20代の頃。被写体と構図をめぐる考察を続けるうちに独自の視点を養い、1975年に参加したジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館のグループ展「ニュー・トポグラフィクス」によって風景写真に新たな可能性をもたらし、世界中の写真家に影響を与えた。
同ギャラリーにおいて初の Lewis Baltz 展となる今回は、1986年にネバダ州を訪れ、北部の砂漠地帯のうちすてられた風景を撮影したモノクロのシリーズ《Near Reno》と、1989年から1991年にかけてフランスや日本の最先端の研究施設、原子力発電所、スイスの欧州原子核研究機構(CERN)などを訪れて制作したシリーズ《Sites of Technology》が展示される。「別の太陽系から来た人類学者のように」世界を観察しようとし、先入観を捨て、意味や感情も捨て、いかなる価値観も込めないように撮影してきたという同氏が、1980年代に残した代表作の数々を楽しめる貴重な機会となる。
<展覧会情報>
Lewis Baltz “Sites of Technology”
会期: 9月12日 (土) – 10月17日 (土)
時間: 11:00 – 19:00 (日月祝休廊)
場所: WAKO WORKS OF ART
住所: 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル3F
Tel: 03-6447-1820
入場料: 無料
HP: www.wako-art.jp/exhibitions/data/2015/sitesoftechnology