革新のビジュアルアプローチで辿る Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) のクリエイティブ・ジャーニー。「SERIES 3」エキシビションがロンドンで開催
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革新のビジュアルアプローチで辿る Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) のクリエイティブ・ジャーニー。「SERIES 3」エキシビションがロンドンで開催
Take A Tour Into Louis Vuitton By Nicolas Ghesquière's SERIES 3 Exhibition In London
昨年東京でも開催された2014-15年秋冬コレクション「SERIES 1」を皮切りに世界中で開催されている同シリーズ展の第3弾となる最新2015-16年秋冬コレクションでは、Louis Vuitton ウィメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクター Nicolas Ghesquière (ニコラ・ジェスキエール) のクリエイティブプロセスとインスピレーションを辿っている。
現在ロンドンのギャラリー、180 the Stand にて Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) の最新エキシビション「SERIES 3」が開催されている。
昨年東京でも開催された2014-15年秋冬コレクション「SERIES 1」を皮切りに世界中で開催されている同シリーズ展の第3弾となる最新2015-16年秋冬コレクションでは、Louis Vuitton ウィメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクター Nicolas Ghesquière (ニコラ・ジェスキエール) のクリエイティブプロセスとインスピレーションを辿っている。
まず会場でも目を引くのが、中央に設置されたトランク。「MASTER MIND」コーナーのシンボルであるこのトランクは、Louis Vuitton によって100年以上前に作られたものだ。メゾンのヘリテージと先進のデジタルディスプレイ、その対比が生み出すパラドックスは、常に時代を牽引してきた Louis Vuitton というメゾンが誇るディスカバリー精神を体現している。そしてこの DNA を現実のものとするのが、アトリエの職人たちだ。
アトリエの職人たちにフォーカスした「ARTISTS’ HANDS」で来場者を出迎えるのは、鏡張りの中に用意されたデモンストレーションディスプレイ。Louis Vuitton のアトリエスタッフたちの作業風景を捉えた映像では、Nicolas Ghesquière によるアイコンバッグである Petite Malle (プティット・マル)、そして Dora (ドラ) を制作する1000もの工程を再現している。
また「A TALE OF CRAFTSMANSHIP」ではフランス本国のアトリエスタッフによるデモンストレーションも披露。世界中で愛される Louis Vuitton のレザーグッズのサヴォアフェールを間近に体感することが出来る。
そのほか、ランウェイの臨場感を味わうことが出来る「INFINITE SHOW」スペースに加え、Nicolas 自身「毎シーズンデザインするのを楽しみにしている」と語るアクセサリーを展示した「ACCESSORIES GALLERY」では昨年の東京に引き続き、真っ白の空間に佇むマネキンたちが、えも言われぬ非現実的な世界観を演出している。
エキシビションの開催は10月18日まで。革新のビジュアルアプローチが紡ぎ出す、めくるめく Louis Vuitton ワールドを是非体験したい。