Exclusive: C.E 2015 Fall/Winter Editorial by Mayumi Hosokura
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Exclusive: C.E 2015 Fall/Winter Editorial by Mayumi Hosokura
Exclusive: C.E 2015 Fall/Winter Editorial by Mayumi Hosokura
C.E とは得てして掴みどころのないファッションブランドだ。ストリートウエアという枠組みから決して外れることなく、国内外のダンスミュージックシーンやそれに付随するユース文化と共にある。だが、ブランドそのものの活動に焦点を当ててみると、既存のファッションシステムから逸脱したプレゼンテーションをファッションウィーク・トーキョーにおいて発表し、倫敦の『SHOWstudio』ではフォトグラファーの Nick Night と共にストリーミングをゲリラ的におこなうなど、だれもが予測し得ない事柄を一切のストレスや違和感の類を感じさせることなく飄々とおこなってみせる。
C.E とは得てして掴みどころのないファッションブランドだ。ストリートウエアという枠組みから決して外れることなく、国内外のダンスミュージックシーンやそれに付随するユース文化と共にある。だが、ブランドそのものの活動に焦点を当ててみると、既存のファッションシステムから逸脱したプレゼンテーションをファッションウィーク・トーキョーにおいて発表し、倫敦の『SHOWstudio』ではフォトグラファーの Nick Night と共にストリーミングをゲリラ的におこなうなど、だれもが予測し得ない事柄を一切のストレスや違和感の類を感じさせることなく飄々とおこなってみせる。
前置きが長くなったが、今回のエディトリアルでは、フォトグラファーの細倉真弓が切り取った C.E というブランドの側面が複数枚の写真に収められている。ここにおけるフォトグラファーとブランドの共通認識とは一体なにか、今回においてそれは、物や作品を生み出す上で (または物がつくられたのちに) ユース文化と相対していることであろう。その共通した事実こそが重要であり、あくまで無駄を削ぎ落とした最小限のアウトプットが、ある意味簡潔で容易に視覚的認識を促す。混在する要素を無駄なく切り取った細倉真弓の写真は、文化的背景や密接な関係性に裏打ちされたものではないし、これまでに提示されてきた C.E のイメージとはまったく違う。しかし、だからこそ至極 C.E らしいものだと言えるのではないだろうか。
HP: www.cavempt.com
<Staff Credit>
C.E 2015 Fall/Winter Editorial
Photography: Mayumi Hosokura
Styling: Eiji Takahashi @ACUSYU
Model: Daigo Shinozaki (lolo), Hiro @BACON MODEL AGENCY