江口寿史の大規模個展が川崎市市民ミュージアムにて開催中
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江口寿史の大規模個展が川崎市市民ミュージアムにて開催中
'Eguchi Hisashi Pop Art Exhibition: KING OF POP' At Kawasaki City Museum
同氏は、1977年の初連載作「すすめ!! パイレーツ」、1981年「ストップ!! ひばりくん!」の大ヒットにより、日本のギャグマンガを革新した。以降、ごく少ない線で立体感や質感を表現する独自の POP な画風と卓越したデザインセンスを活かし、イラストレーションの世界にも進出。その多彩な活動は、ジャンルの垣根を超え、サブカルチャー全体に大きな影響を与えたといっても過言ではない。
12月5日 (土) より川崎市市民ミュージアムにて、マンガ家・江口寿史 (えぐち・ひさし) の38年間の画業を振り返る大規模個展「江口寿史展 KING OF POP」が開催される。
同氏は、1977年の初連載作「すすめ!! パイレーツ」、1981年「ストップ!! ひばりくん!」の大ヒットにより、日本のギャグマンガを革新した。以降、ごく少ない線で立体感や質感を表現する独自の POP な画風と卓越したデザインセンスを活かし、イラストレーションの世界にも進出。その多彩な活動は、ジャンルの垣根を超え、サブカルチャー全体に大きな影響を与えたといっても過言ではない。
その画業を集大成した画集『KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集』 (玄光社) の刊行を記念して開催される本展では、「すすめ!! パイレーツ」、「ストップ!! ひばりくん!」はもちろん、懐かしのデビュー作から、「なんとかなるでショ!」などのショートギャグ、近年のエッセイ、広告や雑誌・書籍のカバー、CDジャケット、映像作品のキャラクターデザインなど、300点以上の原画 (高精度デジタル出力を含む) を一堂に展示。 会期中は、同氏が来場者の似顔絵をその場で描くライブ・スケッチや、「あしたのジョー」など多数の名作を生んだマンガ家・ちばてつやとの対談など、見逃せないイベントが多数開催される。詳細はウェブサイトにて。
江口寿史 (えぐち・ひさし)
1956年生まれ、熊本県水俣市出身。1977年、『週刊少年ジャンプ』に「恐るべき子どもたち」でデビュー。「すすめ!!パイレーツ」「ストップ!!ひばりくん!」などギャグマンガで大ヒットを飛ばす一方、イラストレーションでも高い評価を受け、ファミリーレストラン「デニーズ」など広告での起用も多数。2015年は炭酸飲料「マッチ」の広告イラストが話題に。
<展覧会情報>
「江口寿史展 KING OF POP」
会期: 2015年12月5日 (土) – 2016年1月31日 (日)
時間: 9:30 – 17:00 (入館は16:30まで)
休館日: 月曜日 (祝日・国民の休日の場合は開館)、祝日・国民の休日の翌日 (土・日の場合は開館)、年末年始
場所: 川崎市市民ミュージアム
住所: 神奈川県川崎市中原区等々力1-2 Tel: 044-754-4500
観覧料: 一般 700円/学生・65歳以上 600円/中学生以下 無料
主催: 川崎市市民ミュージアム
協力: 玄光社、フリースタイル
HP: www.kawasaki-museum.jp/exhibition/king-of-pop