DAMIANI (ダミアーニ) と Barry X Ball (バリー・X・ボール) がコラボ、モナコ公国アルベール2世をゴールドスカルプチュアで表現

© DAMIANI

アメリカ、ニューヨークを拠点にする著名アーティスト Barry X Ball (バリー・X・ボール) と、今年で創業91周年を迎える DAMIANI (ダミアーニ) とのコラボプロジェクトが発表された。

ルネッサンスやバロック様式を踏襲しながらも、3Dプリントなど先進のテクノロジーを駆使した彫刻作品で知られる Barry X Ball。これまでにも Matthew Barney (マシュー・バーニー) の顔を象った作品「The Head of Matthew Barney」(2004年) をはじめ、有機的な素材とデジタルを融合させた作品で世間をあっと驚かせてきた同志による最新プロジェクトのテーマは、何と純金。言わずと知れた最も貴重な宝飾素材である18金を用いた彫像という前代未聞のプロジェクトは、イタリアが誇るハイジュエラー DAMIANI との共同作業によって実現された。構想1年、1000時間。Barry X Ball、DAMIANI グループの CEO Guido Grassi Damiani (グィド・グラッシ・ダミアーニ)、そして金細工職人 Christian Rizzetto (クリスチャン・リツェット) が立ち向かった13kgもの純金の塊は、気の遠くなる程繊細なモナコ公国アルベール2世大公の彫像へと姿を変えた。作品は11月19日に開催されたモナコ国際フェスティバルにて披露。アートとテクノロジー、そしてファインジュエリーにおける最高峰の才能が結集された作品はアルベール2世の母親でハリウッドの名優で知られる故グレース・ケリー王妃の名を冠したグレース・ケリー博物館に収められる。

(左から) Guido Grassi Damiani、Barry X Ball、モナコ公国アルベール2世、Christian Rizzetto | © DAMIANI

HP: http://www.damiani.com