Fondation Louis Vuitton (フォンダシオン ルイ・ヴィトン) にて中国のアートシーンを紐解く3つのプログラムが開催
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Fondation Louis Vuitton (フォンダシオン ルイ・ヴィトン) にて中国のアートシーンを紐解く3つのプログラムが開催
Fondation Louis Vuitton Holds Seral Exhibitions Dedicated To Chinese Art Scene
パリの Fondation Louis Vuitton (フォンダシオン ルイ・ヴィトン) にて現在、中国のアートシーンを題材にした3つのプログラムが開催されている。中国本土で活躍するアーティストを取り上げた企画展、Fondation Louis Vuitton (フォンダシオン ルイ・ヴィトン) の所蔵コレクションから中国と関連の深い作品を集約した展示、そして中国のアートシーンを学術的に究位したイベントの3本立てで開催中のエキシビション。
パリの Fondation Louis Vuitton (フォンダシオン ルイ・ヴィトン) にて現在、中国のアートシーンを題材にした3つのプログラムが開催されている。中国本土で活躍するアーティストを取り上げた企画展、Fondation Louis Vuitton (フォンダシオン ルイ・ヴィトン) の所蔵コレクションから中国と関連の深い作品を集約した展示、そして中国のアートシーンを学術的に究位したイベントの3本立てで開催中のエキシビション。
まず地下のギャラリーで開催されている企画展『Bentu, Chinese artists at a time of turbulence and transformation- 混乱と変革の時代の中国人アーティスト』だが、祖国を意味する “Bentu” とはここではナショナリズムを 含意するのではなく、普遍化していく過程や、それぞれのアイデンティティを改めて模索していく中で 「ローカル」と「グローバル」の調和を目指すという特有の概念を意味している。参加アーティストは Cao Fei (曹斐)、Hao Liang (郝量)、Hu Xiangqian (胡向前)、Liu Chuang (刘窗) など、中国を拠点にしながらグローバルな活躍を見せる面々が揃う。
1~3階のギャラリーにて開催中の所蔵コレクション展では、中国のアートシーンを代表する Ai Weiwei (艾未未) や Huang Yong Ping (黄永砯)、Zhang Huan (張洹)、Yan Pei-Ming (严培明)、Xu Zhen (徐震) などの作品を集約。西洋と東洋の文化が邂逅する中で、従来の様式にとらわれない表現に挑戦してきた著名作家たちの作品群は、現代アートシーンにおいて中国がいかに影響力を持っているかが伺える。
そして展示作品のみならず、 様々な様式を通して中国のアートシーンを学術的に捉えるイベントでは、「クラシック音楽とコンテンポラリー音楽」「映画」「パフォーマンス」「詩」4つの表現技法を通して様々なイベントが随時開催される。企画展『Bentu, Chinese artists at a time of turbulence and transformation- 混乱と変革の時代の中国人アーティスト』は5月2日まで、そのほか2つのプログラムは9月5日まで開催。詳細並びにチケットの予約はオフィシャルウェブサイトにて受付中。
問い合わせ先/+33 (0)1 40 69 96 00
HP: www.fondationlouisvuitton.fr