北斎芸術の真骨頂 円熟期の北斎による二大連作を一挙出展「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」が広島で開催中
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北斎芸術の真骨頂 円熟期の北斎による二大連作を一挙出展「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」が広島で開催中
'Mt.Fuji By Hokusai : Thirty-Six Views Of Mt.Fuji And One Hundred Views Of Mt.Fuji' At Hiroshima Prefectural Art Museum
広島県立美術館にて「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」が開催中。会期は2月14日 (日) まで。
広島県立美術館にて「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」が開催中。会期は2月14日 (日) まで。
葛飾北斎 (かつしか・ほくさい) (1760-1849) は、90歳で没するまでの約70年にわたり、常に新たな様式に挑戦し続けた画人。北斎の名を不動にしたのには、全作品に富士をあしらい、名所絵 (風景画) というジャンルを生み出したとさえ言われる「冨嶽三十六景」の存在がある。また、その刊行後には、風景ばかりでなく故事・説話も取り入れ、確かな描画力を示した「富嶽百景」を完成させた。
本展では、『冨嶽三十六景』と『富嶽百景』という、齢70を越えた円熟期の北斎による二大連作148点を、一挙まとめて公開。さらに、関連作品などを加えた全159点により、北斎芸術の真骨頂を紹介する。会期中は、毎週金曜日11:00より、同館学芸員によるギャラリートークを開催中 (申込不要) 。
<展覧会情報>
「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」
会期: 2016年1月2日 (土) – 2月14日 (日)
時間: 09:00 – 17:00
場所: 広島県立美術館
住所: 広島県広島市中区上幟町2-22
Tel: 082-221-6246
入館料: 一般 1,100円/高・大学生 700円/小・中学生 400円
HP: www.hpam.jp