「究極のベーシック」を探求、Hermès (エルメス) 2016-17年秋冬コレクション
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「究極のベーシック」を探求、Hermès (エルメス) 2016-17年秋冬コレクション
Ultimate Luxury Of Basics, Hermès 2016 Fall Winter Womenswear
Hermès (エルメス) の2016-17年秋冬コレクションが7日発表された。フランス共和国親衛隊の本部庁舎内にある馬場を会場にしていることからも分かる通り、今回のコレクションにおいてアーティスティック・ディレクターの Nadège Vanhée-Cybulski (ナデージュ・ヴァネ=シビュルスキー) はメゾンのヘリテージに改めて立ち返り、女性のワードローブにおける「究極のベーシック」を提案している。
Hermès (エルメス) の2016-17年秋冬コレクションが7日発表された。フランス共和国親衛隊の本部庁舎内にある馬場を会場にしていることからも分かる通り、今回のコレクションにおいてアーティスティック・ディレクターの Nadège Vanhée-Cybulski (ナデージュ・ヴァネ=シビュルスキー) はメゾンのヘリテージに改めて立ち返り、女性のワードローブにおける「究極のベーシック」を提案している。
ファーストルックに登場したのは、イエロー・ブラスのセットアップに鮮やかなブライトン・ブルーのソックスでアクセントを加えたスタイリング。細やかなステッチワークにより立体感を演出したトップスとスカートは、モデルが動くたびに繊細な陰影を演出。シアリングでジオメトリックなパターンをあしらったファーのトップスには、馬具を思わせるベルトが取り入れられている。リュクスな素材使いが際立つコレクションだが、中でも
目を引くのが中盤に登場したキムカット・オレンジのレザーとカシミアダブルフェイスのドレス。最小限のシームラインで作られる削ぎ落とされたシルエットからは、言わずと知れた Hermès 卓越したレザーのクラフツマンシップが見て取れる。