Rolex Oyster, 90 Years Of Perpetual Innovation

Rolex (ロレックス) オイスター誕生90周年、革新し続ける「オイスター」の最新モデルが登場

© Rolex/Cédric Widmer

Rolex Oyster, 90 Years Of Perpetual Innovation
Rolex Oyster, 90 Years Of Perpetual Innovation
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Rolex (ロレックス) オイスター誕生90周年、革新し続ける「オイスター」の最新モデルが登場

Rolex Oyster, 90 Years Of Perpetual Innovation

Rolex (ロレックス) の創設者、Hans Wilsdorf (ハンス ・ ウイルスドルフ) を、単なる有名時計メーカーの創設者と位置付けるのは大きな間違いだ。時計製造におけるエキスパートであった氏は、それと同時にコミュニケーションや組織、販売といったビジネス分野の全般における天才であった。

Rolex (ロレックス) の創設者、Hans Wilsdorf (ハンス ・ ウイルスドルフ) を、単なる有名時計メーカーの創設者と位置付けるのは大きな間違いだ。時計製造におけるエキスパートであった氏は、それと同時にコミュニケーションや組織、販売といったビジネス分野の全般における天才であった。

Rolex の創設者、Hans Wilsdorf | © Rolex

Rolex の創設者、Hans Wilsdorf | © Rolex

ドイツのバイエルン生まれの Hans Wilsdorf がキャリアをスタートさせたのは1900年代初頭のこと。当時既に時計産業で大いに栄えていたスイスの La Chaux-de-Fonds (ラ・ショー・ド・フォン) から幕を開けたそのサクセスストーリーは、その後ロンドンへと拠点を移し、1905年に Wilsdorf は自身の時計販売の専門会社 Wilsdorf & Davis (ウィルスドルフ&デイヴィス) を創設。懐中時計が主流であった当時において、同社が打ち出したのは精確性、防水性、堅牢性、信頼性において優れた性能を持つ腕時計。そして Rolex の腕時計は、1910年にスイスクロノメーター歩度公認検定局により、世界初のクロノメーター腕時計として認定されている。

技術力で高い評価を集める一方、ブランドコンセプトにおいても類稀なる先見の明を持っていた Hans Wilsdorf は、自社製品に冠する名前として「ROLEX」を考案する。5文字以内の短い名前であること、どの言語でも発音しやすいこと、耳に快い響きであること、覚えやすいこと、そして時計のダイアルとムーブメントに刻んだ時にエレガントであること。彼の思惑通り、同社の作り出す時計、そして企業文化は瞬く間に世界中へと波及し、1920年にスイスのジュネーブに Montres Rolex S.A. (モントレ ・ ロレックスSA) を創設する。

革新的なビジョンで時計業界に大きな影響力をもたらした Wilsdorf が、またしても世紀の発明で世を驚かせるのが1926年のこと。世界初の防水腕時計、「ロレックス オイスター」の誕生だ。特許を取得したねじ込み式ベゼルと裏蓋、リューズを採用した独創的なケースは完全に密閉されており、このことによりムーブメントを完璧に保護することが可能となった。その性能の高さは、1927年にイギリス人女性 Mercedes Gleitze (メルセデス ・ グライツ) が「ロレックス オイスター」を着用し、ドーバー海峡を10時間以上かけて泳ぎ切った後にも時計が完璧に動いていたというエピソードからも伺い知ることが出来る。

そしてこの「ロレックス オイスター」の誕生から90年を数えるアニバーサリーイヤーにあたる本年。3月に開催されたバーゼルワールド2016にて発表された最新作には、自社内における新たな認定基準「Superlative Chronometer (高精度クロノメーター)」の称号が与えられ、時計業界において Rolex が依然として圧倒的な革新性を持っていることが証明された。特許取得のブラックセラミック製のモノブロック セラクロム ベゼルを搭載した「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」、初代ロレックス オイスターの航空の世界における伝統を受け継ぐ「オイスター パーペチュアル エアキング」、14の特許と新しいエスケープメントが採用されたキャリバー 3235 を搭載した「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 41」。その悠然たる佇まいは、まさに時計の王者に相応しい貫禄を放っている。

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航空の世界と Rolex 1930 年代の黄金期に築いた特別な絆を象徴する「オイスター パーペチュアル エアキング」。飛行機の性能が飛躍的な発展を遂げ、人類の能力が空への征服に進み、長距離飛行が始まったこの時代に活躍した英国人飛行士 Charles Douglas Barnard (チャールズ・ダグラス・バーナード) は当時の「オイスター」について「このロレックス時計は飛行に極めて適した特別な機能を備えている。今後の長距離飛行で使うつもりだ」と語り、その高い性能を賞賛した。

その後1933年には高度10,000mの極限の気候条件のもとで、初めてエベレストの上空を飛び越えた Houston Expedition (ヒューストン・エクスペディション)、そして翌年には Owen Jones (オーウェン・ジョーンズ) Ken Waller (ケン・ウォーラー) が成し遂げた記録的な飛行実験においてもその実力を遺憾なく発揮している。

これらの壮大な飛行史へのオマージュとして、バーゼルワールド2016にて発表された「オイスター パーペチュアル エアキング」の最新モデル。その特徴は、904Lスチール製の40 mmケースと、大きな369 のアワーマーカー、そして飛行時間の計測が可能な一際目を引くミニッツスケールを配したブラックダイアルを取り入れたデザインだ。

ダイアルに記された「Air-King」の名前は、1950年代当時にこのモデルのために特別にデザインされた書体を再現したもの。そしてこのモデルは、2015年にロレックスが再定義した高精度クロノメーター認定を受けたものだ。水深100mまでの防水性能に加え、耐蝕性に優れた904Lスチールと耐傷性の高いサファイアガラスによる堅牢さも保証。またかつてのパイロットウォッチと同様に、磁場の影響から時計を守る磁気シールドも搭載されている。

「オイスター パーペチュアル エアキング」¥ 590,000 (税抜き予定価格)

「オイスター パーペチュアル エアキング」¥ 590,000 (税抜き予定価格)

1963年にレースのために製造されたモデル「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」。「デイトナ」の名でも知られるこのモデルは、高精度のムーブメント、そして機能美を極めたマニッシュな顔立ちで世界で最も有名なクロノグラフのひとつとしても高い評価を集めている。今回バーゼルワールド2016にて発表された最新モデルでは、Rolex が開発、特許取得をしたブラック セラミック製のモノブロック セラクロムベゼルを備えており、先端技術と洗練されたデザインを融合している。また、極めて耐久性に優れるベゼルは PDV(物理蒸着)加工により、プラチナの薄い層でコーティングされた目盛りが並外れた視認性を実現。モノブロック セラクロムベゼルは一体成型で、ミドルケースにしっかりとクリスタルを固定し、防水性能を保証している。

「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」¥ 1,180,000 (税抜き予定価格)

「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」¥ 1,180,000 (税抜き予定価格)

Rolex の不朽の名作、「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」。その流麗なゴールドとスチールのコンビネーションは「ロレゾール」と名付けられ、1933年にその名が登録されて以来ブランドの特徴として広く知られてきた。3時の位置に日付を表示する初の自動巻防水クロノメーターとして誕生した「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」からバーゼルワールド2016にて新たに登場したのは、洗練された41mmのケースに、新ムーブメント「キャリバー3235」を搭載したモデル。18ctイエロー、または特許取得の ROLEX 独自のピンクゴールド合金であるエバーローズゴールドと 904L スチールを組み合わせた 2 種類のロレゾール「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 41」は、まさに時代を越えて愛され続ける Rolex の顔と言える。

「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 41」¥ 1,210,000 (税抜き予定価格)

「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 41」¥ 1,210,000 (税抜き予定価格)

問い合わせ先/日本ロレックス 03-3216-5671
HP: www.rolex.com/ja