元『POPEYE』副編集長・北原徹が手掛けるファッション誌『PLEASE』
News
元『POPEYE』副編集長・北原徹が手掛けるファッション誌『PLEASE』
New Magazine "PLEASE" Features COMME des GARÇONS Has Been Launched
元『POPEYE (ポパイ)』の副編集長もつとめたマガジニスト、北原徹による新たな雑誌『PLEASE (プリーズ)』が2016年3月9日に創刊され、4月9日に第2号を発売した。
元『POPEYE (ポパイ)』の副編集長もつとめたマガジニスト、北原徹による新たな雑誌『PLEASE (プリーズ)』が2016年3月9日に創刊され、4月9日に第2号を発売した。
『週刊SPA (スパ)!』『an an (アン アン)』『POPEYE』など数々の雑誌をてがけ、Ray and LoveRock (レイ アンド ラブロック) 名義でフォトグラファーとしても活躍している北原徹が編集、撮影等すべてのディレクションをてがける雑誌『PLEASE』。創刊号から、 COMME des GARÇONS HOMME PLUS (コム デ ギャルソン オム プリュス) を特集し、2号連続で PORTER (ポーター) とコラボレーションしオリジナルバッグを制作するなど異例とも云えるデビューを果たしており、ファッション関係者から高い評価を得ている。
創刊号では、COMME des GARÇONS HOMME PLUS の特集記事をはじめ、日本のトップスタイリストの1人である野口強によるスタイリング、福島リラや竹中直人が Gucci (グッチ) や JIL SANDER (ジルサンダー) を着こなすファッションページなど、錚々たるメンバーが名を連ねている。
「ガーリー」をテーマにした第2号では、80年代の『OLIVE (オリーブ)』を彷彿とさせるような COMME des GARÇONS GIRL (コム デ ギャルソン ガール) の特集記事、80年代の『i-D』誌のような馬場圭介によるファッションストーリー「エイコクキブン」、伊島れいかによる「Sometime being a bad girl (ちょっぴり不良なストーリー)」、日本初のノーベル賞受賞者湯川秀樹のお宅を訪ねたインタビュー記事ではフォトグラファーに Rrosemary (ローズマリー) を起用してる。
誌面では、基本的に横位置の写真を使用し、見開き単位でのみテーマを考えることで、大手とは一線を画したページ作りに挑戦。カタログ的に撮影するのではなく、写真の面白さを伝える誌面作りを目指す。創刊号から COMME des GARÇONS をはじめとするハイブランドを特集しているが、それはモードへのこだわりというわけではなく、質の高い物を高いクオリティで見せることで読者のニーズに応えたい、という北原の深いこだわりによって実現したものである。
編集長である北原徹は、自身の雑誌について下記のように語っている。
「まあ、熱いんですね。みんなから言われるんで、多分そうなんだと思います。写真はクールに、つくりは熱くですかね。編集方針みたいなことやこの雑誌を誰に売りたいとか、あまり大手的なことも考えていません。いろんなページを程よく混ぜこぜにして、中には実験的なページも入れて、ものすごく”雑”だな、と感じさせる”雑”誌でありたいですね。」