伝説のソウルクイーン Chaka Khan (チャカ・カーン) が復活、9年ぶりの新譜「FOMO」を発表

Chaka Khan (チャカ・カーン) が復活する。70年代から80年代にかけて一斉を風靡したソウル、R&B の女王。代表曲「Ain’t Nobody」は、当時を知らない世代でも聞き馴染みがあるはずだ。

1973年にソウルファンクグループ Rufus (ルーファス) のボーカルとしてデビュー、1978年よりソロ活動を開始した Chaka Khan はこれまでに22度のグラミー賞ノミネート、そのうち10の受賞を記録している。

2007年に発表されたソロアルバム「Funk This」以降、実に10年近くものブランクを経て発表される新譜「FOMO」は、実兄弟である Mark Stevens (マーク・スティーヴンズ) と姉妹の Taka Boom (タカ・ブーム) との連盟にて発表。タイトルの「FOMO (Fear Of Missing Out)」はソーシャルメディアでしばしば用いられる英語のスラングで、要するに「Instagram でみんな楽しんでいるのに、私だけ仲間はずれ…？！」と危惧することを指している。

そんな世間の心情とは裏腹に、「FOMO」のミュージックビデオでは、Studio54 ばりの煌びやかなステージパフォーマンスと、現役から変わらないソウルフルな歌声を披露している。

「とめどないインスピレーションが掻き立てらた」と英『DAZED (デイズド)』のインタビューにて語った Chaka。ソーシャル時代に喝を入れるべく、華々しいリバイバルを遂げた伝説のディスコクイーンの勇姿を、とくとご覧あれ。