Interview with Gui Martinez, Editor in Chief at up-and-coming online project 'JAGR'

注目のオンライン・プロジェクト『JAGR(ジャガー)』編集長Gui Martinez (ギー・マルテイネス) 氏インタビュー

Interview with Gui Martinez, Editor in Chief at up-and-coming online project 'JAGR'
Interview with Gui Martinez, Editor in Chief at up-and-coming online project 'JAGR'
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注目のオンライン・プロジェクト『JAGR(ジャガー)』編集長Gui Martinez (ギー・マルテイネス) 氏インタビュー

Interview with Gui Martinez, Editor in Chief at up-and-coming online project 'JAGR'

今年3月にスタートした注目のオンライン・プロジェクト「JAGR(ジャガー)」。写真、映像、音楽配信、インタビューなどといったさまざまな手法を通し、ステレオタイプな東京のイメージとは異なる側面を写し出すインディペンデントなウェブマガジンだ。編集長のGui Martinez(ギー・マルテイネス)は、フォトグラファー、DJ、モデルとして活動している東京在住のブラジル人クリエーター。「JAGR」立ち上げの経緯や、彼の目に映る東京について聞いた。

取材・文: 編集部

今年3月にスタートした注目のオンライン・プロジェクト「JAGR(ジャガー)」。写真、映像、音楽配信、インタビューなどといったさまざまな手法を通し、ステレオタイプな東京のイメージとは異なる側面を写し出すインディペンデントなウェブマガジンだ。編集長のGui Martinez(ギー・マルテイネス)は、フォトグラファー、DJ、モデルとして活動している東京在住のブラジル人クリエーター。「JAGR」立ち上げの経緯や、彼の目に映る東京について聞いた。

©JAGR

– まず、「JAGR」を立ち上げた理由を教えてください。

日本のメディア全体に嫌気がさしていたからはじめたんだ。自分の作品を掲載したい媒体や、合いそうなところがなかったっていうのもある。日本って、富と名声がすごく重要なんだよね。アートの世界や紙媒体の世界もこのことの影響をすごく受けている。広告が多すぎたり、より多くの人にアピールするためにメインストリームのコンテンツだらけになっているんだ。

– ウェブサイトのコンセプトは?

富やステータスから切り離されたアーティストたちの作品を発表できるインディペンデントなオンラインマガジン。真のアーティストは作品によって評価されるべきで、その人のステータスとかで判断されるべきじゃない。「JAGR」ではアートやカルチャー、ライフスタイルを、東京のステレオタイプ的な見方とは異なる方法で表現したいんだ。

– 「JAGR」のデザインは本当にカッコイイですね。自分でデザインとプログラミングをやったんですか?

そうだよ。長い間ウェブデザインをしていなかったから、昔勉強したことを思い出して新しいことも学ばないといけなかった。運がいいことに同じオフィス内にプログラミングの天才がいるからいつも助けが必要なとき助けてもらえたんだ。

©JAGR

– Issey Miyake(イッセイ ミヤケ)やJohn Lawrence Sullivan(ジョン ローレンス サリバン、以後JLS)とコラボレーションしていますが、その経緯を教えてください。

JLSは、デザイナーの柳川荒士ともともと知り合いだったから簡単に実現したよ。彼が俺のプロジェクトに賛同してくれたから。Issey Miyakeは、その撮影のスタイリングと写真を担当してくれたMaxineとHiroyuki Arakawaがブランド側と昔からの知り合いだったから実現したんだ。

– いま特に注目しているクリエーターはいますか?

結構いるよ。すでに「JAGR」でも何人か紹介してるけど、Kaneko EiRob Judgesはすごいアーティスト。あとAlex Wallen(別名:Sil Syabba)という若い日本のグラフィティアーティスト。エネルギーのかたまりみたいなやつで、やりたい放題してるやつさ。スケートボード用のシューズをデザインしているKaito Yamamotoもいいね。いつも最高のプロジェクトに関わっていて、センスも抜群なんだ。あとKinfolk Bicycles(キンフォーク バイシクルズ)の人たちにもいつも驚かされるね。彼らのやっていることは本当にすごい。

2/2ページ:「ブランドが本当にたくさんあって、いいブランドも多いけど、そうじゃないのもある。考えるだけで疲れちゃうね。」

©JAGR

– いま取り組んでいることでなにか話せることはありますか?

人生自体がつねに取り組んでいるプロジェクトだよ。生活のなかで最高のモノを手に入れようとしているし、いろいろと仕事にも取り入れようとしているんだ。

– 日本のファッションについてはどう思いますか?

ブランドが本当にたくさんあって、いいブランドも多いけど、そうじゃないのもある。考えるだけで疲れちゃうね。レストランでたくさんチョイスがありすぎる大きなメニューをもらったときみたいに。だからいつも以前から知っていて好きでシンプルなやつを選ぶんだ。

– いま注目している日本のブランドはありますか?

特にないよ。

– 普段チェックしているオンラインのファッションメディアやブログはありますか?

ファッションのウェブメディアについてはよく分からないかな。ファッションにすごく興味があるってわけじゃないから、あまり深く知ろうとしていないんだ。でもアートや旅行、セックス、食べ物系のブログで好きなやつはチェックしたりするよ。

©JAGR

– いま東京で好きな場所を3つ教えてください。

・自分のオフィス

雰囲気が最高だし、シェアしている人たちとは家族みたいな関係なんだ。「BERRY(ベリー)」っていうバーラウンジが隣にあるから、夜仕事を終えたら少し歩いてすぐにビールを飲んだりピンポンしたりできる。

・Son of the Cheese

学芸大学にあるやばいスポットだね。泳いだりスケボーしたりできるプール付きのアウトドアスペースなんだ。冷えたビールもあるし、最高の仲間が集う場所さ。

・東京のストリート

暖かい夜に冷たいビールを友だちと道で飲みながら歩いている人たちを観察するのが大好きなんだ。

– 今後の予定を教えてください。

いまやっていることを続けて、さらに高いところを目指したい。アートやクリエーション、音楽、いろいろ大好きなことに関わっているよ。あといずれ最高の大家族を築きたい!

 

Gui Martinez(ギー・マルテイネス)ブラジルの南部生まれ。英国とブラジルを行き来しながら育つ。ウェブとグラフィックデザインを学んだ後、写真の分野に興味を持ち、探究をはじめる。18歳のときにサンパウロに移住し、写真の仕事や、動画やテレビコマーシャルのプロダクションデザイナー・アシスタントを務め、19歳のときにブラジルを離れ、東京、ロンドン、その他のヨーロッパの都市を回る。旅行がインスピレーションの源。2009年初旬に東京に移住し、現在にいたる。いつも写真、デザイン、音楽にたずさわる仕事を手がけ、可能な限りインディペンデントかつアンチ主流のスタンスで作品を作りだしている。

JAGR(ジャガー)
URL: http://www.jagr-mag.com

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