Tom Ford (トム・フォード) 期の貴重なアーカイブが一同に集結、Gucci Museo (グッチ ミュゼオ) に新たな展示ルームが開設
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Tom Ford (トム・フォード) 期の貴重なアーカイブが一同に集結、Gucci Museo (グッチ ミュゼオ) に新たな展示ルームが開設
Gucci Museo Introduces New Installment Dedicated To Tom Ford Era Archives
現代のファッションを語る上で欠かせないデザイナーの一人、Tom Ford (トム・フォード)。彼のデザイナーとしてのスターダムは、イタリアが誇るラグジュアリーメゾン、Gucci (グッチ) を形作る重要な要素でもある。
現代のファッションを語る上で欠かせないデザイナーの一人、Tom Ford (トム・フォード)。彼のデザイナーとしてのスターダムは、イタリアが誇るラグジュアリーメゾン、Gucci (グッチ) を形作る重要な要素でもある。
1990年から2004年の14年の任期において、Gucci をラグジュアリーファッション界の雄に押し上げた稀代のデザイナーのアーカイブが、イタリア、フィレンツェの Gucci Museo (グッチ ミュゼオ) にて披露された。
展示されるのは同施設内に新たに開設された2つの展示ルーム。Pitti Imagine Uomo (ピッティ・イマージネ・ウォモ) 会期中である6月16日に行われた Ari Marcopoulos (アリ・マルコポロス) による Gucci グッチの写真集『Epiphany (エピファニー)』のサインイベントにて初披露目されたこれらのアーカイブには、抗い難いほどに “プロヴォカティブ” な Tom Ford のクリエイションの粋が結集されている。
ビッグメゾンが過去のデザイナーの作品を公に展示することは極めて珍しいが、現在ブランドの舵をとるクリエイティブ・ディレクター Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) が Tom Ford に才能を見出され、2002年に Gucci のロンドンオフィスに入社したという経緯を聞けば納得出来るはずだ。そして Alessandro がキュレーションを手がけた作品たちからは、エネルギーに満ち溢れた90年代から2000年代にかけてのモードシーンの栄華を感じ取ることが出来る。
ファッションファンなら誰しも一度は見とれたであろう、Mario Testino (マリオ・テスティーノ) が捉えた1996-17年秋冬キャンペーンの “あの” ホワイトドレスに、あまりの過激さに日本では発売されなかったという逸話で知られる春画モチーフのエンブロイダリージャケット、そして色とりどりのファージャケット…Tom Ford ならではの大胆なクリエイションが一堂に会する光景は、圧巻の一言だ。
Gucci Museo (グッチ ミュゼオ) | |
住所 | Piazza Della Signoria, 10 50122 Florence Italy |
開館時間 | (月~水、金~日) 10:00-20:00、(木曜日) 10:00 – 23:00 |
休館日 | 年中無休 (1月1日、8月15日、12月25日を除く) |
入館料 | 7ユーロ (木曜日20:00以降は5ユーロ) ※売り上げの50%はフィレンツェの象徴である芸術資産を保護・修復を支援するため、フィレンツェ市に寄付される |
問い合わせ先 | (39) 055 75927010 |
HP | www.guccimuseo.com |