クチュールのサヴォアフェールを再構築、Balenciaga (バレンシアガ) が初となるメンズウェアのランウェイショーを開催
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クチュールのサヴォアフェールを再構築、Balenciaga (バレンシアガ) が初となるメンズウェアのランウェイショーを開催
Balenciaga’s Firest Ever Menswear Runway Asks, Big Or Shrink?
Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) による Balenciga が22日、パリにて最新の2017年春夏メンズコレクションを発表した。今回会場として用いられたのは、16区に位置するカトリック系高校の Saint Louis de Gonzague (サンルイ・デ・ゴンザーグ) の屋上施設。99年のメゾン史の中で初となるメンズのランウェイショーは、その晴れ舞台に相応しい日差しの中で披露された。
Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) による Balenciga が22日、パリにて最新の2017年春夏メンズコレクションを発表した。今回会場として用いられたのは、16区に位置するカトリック系高校の Saint Louis de Gonzague (サンルイ・デ・ゴンザーグ) の屋上施設。99年のメゾン史の中で初となるメンズのランウェイショーは、その晴れ舞台に相応しい日差しの中で披露された。
ファーストルックで幕を切ったのは、ボックスシルエットのベージュのコート。ほぼ水平にせり出したパワーショルダーが目を引くルックだが、その一方でフロントボタンや袖口のフィニッシング、そしてポケットのディティールに至るまで、生前の Cristóbal Balenciaga (クリストバル・バレンシアガ) が着用していたというスーツを忠実に再現。左胸ポケットに差し込まれた、ポケットスクエアの代わりとなるロゴ入りのカードは、オートクチュールのオーダーシートを再現したものだという。
ショー全般を通して、スーパービッグ、もしくは “シュリンク (縮める)” という両極端なシルエットが提案されたコレクションではそのほかに、コンシールボタンのダブルブレザーやワックス加工を施したレザーのコート、ミリタリージャケット、そしてショールカラーのタキシードなどが登場。マニッシュなテーラリングにクチュールタッチのサヴォアフェールを融合させるアクセサリーとして、ロングコートの下にはフレンチレースのスカートがレイヤーされたほか、バチカン共和国でしか使われていないというユニークなブロケードを使ったセットアップやショールは、比較的ミニマルなカラーパレットで統一されたコレクションに耽美的なアクセントを加えている。
足元に合わせられたのは、スクエアトゥのハイヒールブーツ。ブラウン、ブラック、ホワイト、はたまたパイソンやメタリックレザーなど様々な素材で登場した強烈なインパクトのフットウェアは、コレクション全体にハイブリッドなストリートスタイルの息を吹き込むと共に、新生 Balenciaga の足並みをダイナミックに印象付けた。
問い合わせ先/ バレンシアガ ジャパン 0570-000-601
HP: www.balenciaga.com