ココ シャネルが旅したヴェネチアの夜を感じさせるフレグランス「Coco Noir (ココ ヌワール)」
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ココ シャネルが旅したヴェネチアの夜を感じさせるフレグランス「Coco Noir (ココ ヌワール)」
Inspired by Coco Chanel in Venice, CHANEL's new fragrance 'Coco Noir' debuts in Japan
世界のファッションシーンを先導するパリの高級ブランド、CHANEL (シャネル)。Gabrielle Chanel (通称 ココ シャネル) が1910年、パリ中心部でひときわ洗練されたエリアのヴァンドーム広場やフォーブル サントノーレ通りの近くにあるカンボン通り21番地に帽子専門店「Chanel Modes (シャネル モード)」を開店したのがはじまりだ。そして帽子作りの才能が認められ、瞬く間に名声を手に入れたCoco Chanelは1921年にカンボン通り31番地に本店をオープン。同年に彼女が初めて手がけたフレグランス「シャネル N°5」も発表している。
文・英語翻訳: 編集部
世界のファッションシーンを先導するパリの高級ブランド、CHANEL (シャネル)。Gabrielle Chanel (通称 ココ シャネル) が1910年、パリ中心部でひときわ洗練されたエリアのヴァンドーム広場やフォーブル サントノーレ通りの近くにあるカンボン通り21番地に帽子専門店「Chanel Modes (シャネル モード)」を開店したのがはじまりだ。そして帽子作りの才能が認められ、瞬く間に名声を手に入れたCoco Chanelは1921年にカンボン通り31番地に本店をオープン。同年に彼女が初めて手がけたフレグランス「シャネル N°5」も発表している。
ブランド設立以来、つねに古い価値観にはとらわれない女性像を追い求め、世界中の女性を虜にしてやまないパリのメゾンから、2012年9月14日、新しいフレグランス「Coco Noir (ココ ヌワール)」が発売される。トップノートはピンクペッパーとグレープフルーツで爽やかにはじまり、ミドルノートは官能的でエレガントな香りのジャスミンやローズ、ナルシス。そして今作の香りのエスプリが凝縮されたベースノートにはウッディやホワイトムスクが使われている。
2/3ページ: この新作を手がけたCHANELの専属調香師であるJacques Polge (ジャック ポルジュ) が語るコンセプトとは?
CHANELを象徴する色である“ブラック”のシンプルでスタイリッシュなデザインのボトルに身を包んだこの新作は、1984年に発表された「Coco (ココ)」、そして2001年に発表された「Coco Mademoiselle (ココ マドモアゼル)」のDNAを引き継づ、静かな官能性の中に光りを感じさせる香りだ。この新作を手がけたCHANELの専属調香師であるJacques Polge (ジャック ポルジュ) によると、今作で目指したのは「ヴェネチアではじまり、ヴェネチアで終わるオリエント」、夜の情景を感じさせるバロック的な香りだという。
3/3ページ: なぜヴェネチアなのか?
なぜヴェネチアなのか?1920年8月、生涯の恋人であるBoy Capel (ボーイ・カペル) の死に打ちひしがれていたCoco Chanelが初めてフランスを離れ向かった先がヴェネチア。東方的な要素を多く含むビザンティン文化や西洋のバロック文化の影響を色濃く受け、東洋 (オリエント) と西洋 (オクシデント) の文化が入り交ざる都市だ。彼女はトルチェッロ島やサンマルコ寺院にあるビザンティン様式のモザイクの黄金色や、ヴェネチアの夜に輝くうつくしい月や星に魅せられ、自身の美意識を形付けていった。この地にあふれる華やかな色彩と彼女自身が好むシンプルな色、バロック様式のアラベスクと自らが描く端正なドローイングなどを対比させ、新たなクリエーションを生み出したのだ。「わたしが創るものはなぜ、どれもビザンティン風になるのかしら?」と語っていたCoco Chanel。彼女にとってオリエンタルな旅であり、再生の地であったヴェネチアでの経験が、今回の新しいフレグランス「Coco Noir」で表現されているのだ。
<商品情報>
Coco Noir eau de parfum (ココ ヌワール・オードゥ パルファム)
発売日: 2012年9月14日
価格: 50mL 13,230円 (税込) / 100mL 19,425円 (税込)
URL: http://coco-noir.chanel.com
<問い合わせ先>
シャネル カスタマー・ケア・センター (香水・化粧品)
Tel: 0120-525-519