10 Things You Didn’t Know About The Film 'Brooklyn'

シアーシャ・ローナン主演&ジョン・クローリー監督『ブルックリン』の女性の成長、そして10のトリビアについて

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10 Things You Didn’t Know About The Film 'Brooklyn'
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シアーシャ・ローナン主演&ジョン・クローリー監督『ブルックリン』の女性の成長、そして10のトリビアについて

10 Things You Didn’t Know About The Film 'Brooklyn'

映画をあまり見ないあなたにも、映画好きのあなたにも。新作旧作取り混ぜながらお送りする映画企画。あらすじとショートレビュー、ネタバレと、映画が少しだけおもしろくなるトリビアをご紹介します。第7弾は、 Saoirse Ronan (シアーシャ・ローナン) 主演、 John Crowley (ジョン・クローリー) 監督のアカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞ノミネートのアイルランド映画『ブルックリン』を取り上げます。

映画をあまり見ないあなたにも、映画好きのあなたにも。新作旧作取り混ぜながらお送りする映画企画。あらすじとショートレビュー、ネタバレと、映画が少しだけおもしろくなるトリビアをご紹介します。

第7弾は、 Saoirse Ronan (シアーシャ・ローナン) 主演、 John Crowley (ジョン・クローリー) 監督のアカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞ノミネートのアイルランド映画『ブルックリン』を取り上げます。

 

<あらすじ>
1950年代。アイルランドに住むエイリシュは、姉ローズの後押しもあり、アメリカへの移住を決める。都会での生活によりホームシックにかかるが、ダンスパーティーで知り合ったイタリア人の青年との恋が彼女を勇気づける。そんな折、アイルランドから一報が入る……。

<ショートレビュー>
新天地へ踏み出すとき、期待と不安、過去への断ちきれぬ思いなどを抱えることは多くあると思います。個人的な話ですが、『ブルックリン』を見たことにより、田舎から東京へ出てきた時のことを懐かしく思い出しました。一人で旅行したことすらなかったわたしにとって、頼る者の居ない東京は広く、なにもかも恐ろしく見えたものです。成長には痛みがつきもので、エイリシュの場合はそれが「姉の死」だったのでしょう。姉との手紙のやりとりだけが、離れた故郷とのつながりであったのです。そして痛みを乗り越えるためにもいったんアイルランドに戻ることを決めます。彼女はあるシーンで「アメリカに行く前に、こうだったらよかったのに」と言います。アメリカに行ったから状況が変わり自分が成長したのだ、と気づいているのか、気づいていないのか。この時点ではわかりません。しかしラスト、明確に自身の成長を自覚するエイリシュ。アイルランド人としてアメリカに渡り、アメリカ人としてアイルランドから出て行く彼女は、凛としていました。

メイン

©2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 

 

 

1. Saoirse Ronan のクローズアップシーンで、カメラマンは彼女の目の中に光の反射を増やすため、ランタンを配置しました。また、1950年代のリアルさを出すため、自然光とアレクサのデジタルカメラを使用しています。

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2. 予算の都合で、ブルックリンの街はカナダのモントリオールで撮影されました。2日間だけ、ブルックリンで撮影されています。

 

3. アイルランドの砂浜のシーンは、カラクローで撮影されています。ここは、『プライベート・ライアン』(1998年)でも使用されました。

 

4. エイリシュの黄色いドレスは、衣装デザイナー、 Odile Dicks-Mireaux (オディール・ディックス=ミロー) の一番のお気に入りです。これはモントリオールのヴィンテージショップで購入されました。

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5. コスチュームデザインのために、Odile Dicks-Mireaux (オディール・ディックス=ミロー) はアイルランドとアメリカの写真集を集めました。Inge Morath (インゲ・モラス)、Saul Leiter (ソール・ライトナー)、Vivian Maier (ヴィヴィアン・マイヤー) など。また、彼女はアイルランドの美術館も訪れました。

 

6. アイルランドでは1996年の Liam Neeson (リーアム・ニーソン) 主演『マイケル・コリンズ』以来の興行成績を記録しています。また、レッドカーペットのチケットは45分で売り切れました。

7. Saoirse Ronan はブロンクスで生まれましたが、アイルランド人の両親のもと、アイルランドで育ちました。彼女は『ブルックリン』がとても個人的な映画だと考えています。また、映画の中でアイルランド訛りを使えることを喜んでいました。

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8. ローズの突然の死について、映画の中ではじゅうぶんな説明がありません。原作本では、彼女は持病の心臓病により睡眠中に死んだとされています。

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9. ジムとエイリシュはプラトニックな関係として描かれていますが、原作でふたりはキスにまで発展しています。エイリシュが夫からの手紙を開けられなかったのはその罪悪感からでもあります。

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10. この映画は8週間で撮影され、15週間で編集されました

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映画タイトル ブルックリン
原題 Brooklyn
監督 John Crawley (ジョン・クローリー)
脚本 Nick Hornby (ニック・ホーンビィ)
原作 Colm Toibin (コルム・トビーン)
出演  Saoirse Ronan (シアーシャ・ローナン)、Domhnall Gleeson (ドーナル・グリーソン)、Emory Cohen (エモリー・コーエン)、Jim Broadbent (ジム・ブロードベント)、Julie Walters (ジュリー・ウォルターズ)
製作国 アイルランド=イギリス=カナダ合作/英語/カラー/ヴィスタ/112分
配給 20世紀フォックス映画
HP brooklyn-movie.jp
©2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

Source:
www.imdb.com/title/tt2381111/trivia
www.uselessdaily.com/movies/brooklyn-22-amazing-facts-about-the-movie-list/#.V4SUB_mLRaQ
weminoredinfilm.com/2016/01/12/8-behind-the-scenes-secrets-from-the-making-of-brooklyn/