Nike が史上最軽量のナイキ エア マックス 1 ウルトラ フライニットを発売
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Nike が史上最軽量のナイキ エア マックス 1 ウルトラ フライニットを発売
Nike Launches Air Max 1 Ultra Flyknit
Air Max (エア マックス) からフライニットを搭載した、史上最軽量の Nike Air Max 1 Ultra Flyknit (ナイキ エア マックス 1 ウルトラ フライニット) が登場する。
Air Max (エア マックス) からフライニットを搭載した、史上最軽量の Nike Air Max 1 Ultra Flyknit (ナイキ エア マックス 1 ウルトラ フライニット) が登場する。
プロジェクトのリードデザイナー Ben Yun (ベン・ユン) によって手がけられた同シューズは、つま先部分とシュータンのオープンフライニット構造で通気性を高め、かかと部分の閉じた仕組みによってサポート性を強化。余分な素材やデザインをなくしシンプルに仕上げられた。ミッドソール真上の縫い目のないランド(トゥ キャップ部分の一部) は初代の AIR MAX 1 を想起させるデザインとなっている。軽量で柔軟性に優れたウルトラツーリングを採用することで、履いているのを忘れるほど心地のいいシューズが実現した。
以下、Air Max の生みの親 Tinker Hatfield (ティンカー・ハットフィールド) と今回のデザインを手がけた Ben Yun のインタビューを原文ままで掲載。Nike Air Max 1 Ultra Flyknit は NIKE.COM/AIRMAX 及び一部 のナイキ スポーツウェア取扱店で 7月28日 (木) から発売。
Tinker Hatfield (ティンカー・ハットフィールド) への Nike Air Max 1 Ultra Flyknit に関する Q&A
-新商品の Nike Air Max 1 Ultra Flyknit について、また 1987 年に誕生したオリジナルモデルにイノベーションを加えることについて、 ご感想をお聞かせください。
もちろん Air Max には強い愛着がありますが、それ以上に若手のデザイン&開発チームの働きを見るのが楽しいし、驚きも多いです。 ここ最近は、デザインやイノベーションの勢いが増していて、その代表 例がフライニットを通したイノベーションです。私の想像を超えて軽量化され、さらにパフォーマンスに特化した商品に仕上がっていますよ。
Ben Yun への Nike Air Max 1 Ultra Flyknit に関する Q&A
–Air Max 1のデザインの発端についてお話を聞かせてください。
最初の指示の内容はとてもシンプルで、最も軽量で、最も履き心地の 良いシューズをデザインすることを求められました。最大の目標は Air Max 1 のオリジナルのデザインとフライニットテクノロジーを融合させ、 その人の足になじむようなシューズにすることでした。これはとても困 難なプロセスで、フライニット素材と Air Max 1 の構造の両方に合ったシルエットにたどり着くまでに、初期段階でいくつものスケッチや デザインを出しました。私の当初のスケッチでは、シューズの形状を整えるために、軽い素材と重い素材を組み合わせていました。セーターが軽い生地と重い生地を編み合わせて形作られているのと同じです。シューズを見ると全体にわたって計算して配置されたニットホー ルによって軽量で通気性のよいものとなっていることがわかります。
-どのような流れでフライニットフューズにたどり着いたのですか?
最大のチャレンジは代々 Air Max 1 のシルエットに受け継がれている大切なデザインを保つことでした。Air Max 1 を見たとき、 すぐにスウッシュとシューズの色のコントラストに目がいき、ファンはそのデザインをすぐに判別することができます。私たちは、新しいシュー ズもそのように判別しやすい商品にしたいと考えました。ユニークな質感や触感をあしらったデザインに回帰することは私にとってはとても面白い経験でした。
–アッパーの構造を、無駄を省いてシンプルな形にした過程について少しお話しいただけますか。
アッパーに関しては、Air Max 1 の構造をハイパーフューズデザインにより補強しています。フライニットは非常に柔軟性があるため、 形を保つためにハイパーフューズデザインで強度を増すことを選択しました。
–Nike が Air Max 1 にウルトラ ソールを採用したのは今回が初めてです。そのことについて、お話いただけますか。
当初のアイディアは Air Max 1 のシルエットの当初のツーリングをそのまま活用し、それをより柔軟で軽量にするために必要ない部分を取り除くなどして変えていく予定でした。それは全てのゴム部分をなくし、エアバッグを露出させることを意味しました。ウルトラツーリングを 活用することにより、さらなる軽量化と屈曲性の向上を図ることができました。
Nike における 2 大アイコンは、 Air Max 95 と Air Max 1
-フライニットの複雑さについて少し説明いただけますか?
フライニットはとても複雑で繊細な素材で、Air Max 1 のシルエットをかたどるためには、部位によってきつく編んだりゆるく編んだりす る必要があります。シューズのいくつかの部位においては他よりもきつく編まれており、構造を整えるために伸縮性も抑えられています。もっとゆるく、通気性が良く、素材で包み込むような編み方になっている部位もあります。アッパーの中でも大きく緩めに編まれている部分が、 商品の軽量化、通気性の向上につながっています。その軽量で通気 性に優れたフライニットの要素が Air Max 1 を夏に最適なシュー ズにしています。
–アイコンのような存在のシューズであるからこそ、Air Max 1 の デザインの全てを取り入れないといけないという責任感のようなものは 感じましたか?
現代では自分たちの想像したとおりのシューズを作ることを可能にす るテクノロジーやデザインや機械が存在しますが、それでもフライニットを新たな境地へと導くには編み方を工夫しなければなりません。フライニットのシューズは個々に編まれるため、新品のシューズが全て確実に全く同じであるようにすることはとても難しいです。新しい素材を取り入れるときはその工程の質の高さを大いに問われます。 Nike における 2 大アイコンは Air Max 95 と Air Max 1 です。
-このプロジェクトに取り掛かるにおいて、達成したかったことはありますか?
非常に大きな責任を感じました。同時に、キャリアの大部分をマックス ラインに関わってきた私にとって、このシューズに携われることはとても光栄なことでもありました。フライニットを Air Max 1 に採用することは、以前より私がフォーカスしたいと感じていたフィット感というテーマにおいて多くの新しい扉を開けてくれました。元のシューズのフィット 感を変えながらもデザインとシルエットに関しては原型を失わないよう にすることは、私のマックスラインにおける今までのどの仕事よりも困難であり、やりがいのある仕事でした。
– Air Max のファンに新しく開発した Nike Air Max 1 Ultra Flyknit をどのように紹介しますか?
まず、ツーリングは Air Max 1史上最も履き心地がよく、軽量なものとなっています。シューズを履いているという感覚をほとんど感じないと思います。2つ目に、足になじんでいく感覚は、シューズというよ りはむしろ T シャツやセーターを着ているような気分になるかと思いま す。3つ目に、元のシューズの良さを失わないよう、余分な素材やデ ザインはできるだけ排除したいと考えました。中にも外にも邪魔なものはありません。Air Max 1 の履き心地とデザインを尊重しながらも、できる限りシンプルさを追求することでシューズの機能性を邪魔するものを排除することを目指しました。
問い合わせ先/NIKE カスタマーサービス 0120-6453-77