Diesel (ディーゼル) と Renzo Rosso (レンツォ・ロッソ) の歴史を総まとめ、書籍『RADICAL RENAISSANCE 60』が発刊

「この本は感性とライフスタイルについての話です。私は、現代的でアイコニックなアイテムを生み出せるデザイナーとブランドを探しています」と語るのは、Diesel (ディーゼル) の創設者である Renzo Rosso (レンツォ・ロッソ)。今や世界中で知らぬ人はいないであろうグローバルブランドにまで成長した同ブランドの歴史が、一足のジーンズで始まったというのは一代記の冒頭には付きもののエピソードだろう。1978年にイタリアで誕生した Diesel は、それまでカジュアルウェアとしての認知しかなかったデニムをプレミアムウェアとして位置付け、高品質かつデザイン性の高いジーンズでたちまち世界的なブームとなり、現在では同ブランドの他に Maison Margiela (メゾン・マルジェラ) や Marni (マルニ)、そして Viktor&Rolf (ヴィクター&ロルフ) などを傘下に収める一大グループへと成長している。

これら Renzo Rosso の軌跡を一冊にまとめた書籍『RADICAL RENAISSANCE 60 (ラジカル ルネサンス60)』が、8月10日より発売された。書籍ないでは彼の先進的なビジョン、クラフツマンシップと工業生産を融合した企業としての偉業、毎シーズン話題を集めるキャンペーンビジュアル、ランウェイショー、そして未公開のファッションショーのバックステージに至るまで、Renzo 自身、そして Diesel のブランドの歩みが集約されている。

編集に携わったのは、『A Magazine Curated By (エー・マガジン・キュレーテッド・バイ)』の編集長であり、『AnOther (アナザー)』マガジンや『Arena Homme Plus (アリーナ・オム・プラス)』、『L’Uomo Vogue (ウオモ・ヴォーグ)』など名だたるファッション誌に寄稿する Dan Thawley (ダン・サーレー)。特別出演のデザイナー人には、Martin Margiela (マルタン・マルジェラ) や John Galliano (ジョン・ガリアーノ)、Marni (マルニ) の Consuelo Castiglioni (コンスエロ・カスティリオーニ) など豪華な面々が名を連ねる。

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