ヴィヴィアン・ウェストウッドがメンズとウィメンズを「Vivienne Westwood」に統合
News
ヴィヴィアン・ウェストウッドがメンズとウィメンズを「Vivienne Westwood」に統合
Vivienne Westwood Integrates Womenswear And Menswear
Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウェストウッド) が 17-18年秋冬メンズとウィメンズのレディ トゥ ウェア コレクションをひとつのレーベルとすることを発表。
Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウェストウッド) が 17-18年秋冬メンズとウィメンズの RTW コレクションをひとつのレーベルとすることを発表。かつて RedLabel (レッドレーベル) として展開していたウィメンズと、これまで Man (マン) のレーベル名でミラノで発表されていたメンズが、「Vivienne Westwood 」のブランド名に統一され、来年1月に開催されるロンドンメンズファッションウィークにて披露される。
この決定は、メインラインのコレクションをひとつの傘下に統一することで、ブランドの製品ラインをシンプルにするという戦略に基づいている。セールス時期より早い1月初旬にコレクションを発表することで、バイヤーに対してより明確なシーズンのビジョンの提供を目指す。これにより、17年春夏のロンドンウィメンズファッションウィークでの発表はなくなり、ルックブックや個別の商談を通してプレゼンテーションする。 ユニセックスがコンセプトの「Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood (アンドレアス ・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド)」は引き続きパリファッションウィークで発表する。
この決定に対し、デザイナー Vivienne Westwood は「組織は小さく必要最小限に。 クオリティーを重視し本当に良いものだけを販売する。 買うのは必要な物だけ。良い物を選び長く使うこと。」とコメント。
ここ数年多くのラインを発表してきた同ブランド。しかし、それにより本来のブランドらしさを見失いかねないとし、今年に入り「Vivienne Westwood 」と「Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood」をメインラインとする新しい方針へと動きをみせている。来年のコレクションでは、新生 Vivienne Westwood がみられそうだ。