C.E 主催のイベント「C.E & HINGE FINGER」が開催、ストックホルムの電子音楽家 Peder Mannerfeltr (ペダー・マネルフェルト) ら豪華ゲストが来日

C.E & HINGE FINGER

先日ブランド初のショップをオープンした C.E (シー・イー) が、コンポーザーであり DJ の Joy Orbison (ジョイ・オービソン) と  The Trilogy Tapes (ザ・トリロジー・テープス) の Will Bankhead (ウィル・バンクヘッド) が主宰する UK の音楽レーベル HINGE FINGER  ( ヒンジ・フィンガー) と共同し「C.E & HINGE FINGER」を代官山 UNIT (ユニット) で 2016年9月10日 (土) に開催する。

約1年ぶりとなる同ブランド主催のクラブイベントは、CO/R 名義でレーベル HINGE FINGER より EP 「Gudrun」 をリリースしたばかりの Joy Orbison や英国ダンスミュージックシーンの重鎮である Will Bankhead に加え、同レーベルからEP「Clear Eyes, Full Heart」をリリースしたストックホルムを拠点とする電子音楽家 Peder Mannerfelt (ペダー・マネルフェルト) が初来日しライブを披露。千葉発のアンダーグラウンドパーティー Future Terror 主催の DJ Nobu (ディージェイ・ノブ) も登場し計4名がメインとなる。また地下フロアの SALOON には C.E のディレクター Toby Feltwell をはじめゆかりのある人々がラインナップする。

かねてよりダンスミュージックとその周辺のシーンとのリレーションシップと親和性の高さから、国内外のミュージシャンや DJ を招き不定期ながらクラブイベントを開催してきた同ブランド。今回も豪華なゲストでクラブシーンを大いに盛り上げるに違いない。

＜Joy Orbison＞
ジョイ・オービソン。2009年に Hot Flush から「Hyph Mngo」をリリース。同楽曲を Resident Advisor の「top 100 tracks of the 2000s」において23位、Fact Magazineの「top tracks of 2009」では1位にランクインさせ、輝かしいデビューを飾った。その後もダンスミュージックの文脈を踏襲しつつも独自の感性に裏打ちされた楽曲をリリースするかたわら、Lana Del Rey や Four Tet 等のリミックスも手がけている。ハウス、UKガラージ、ジャングル、テクノ、ダブステップ、これらの要素が融合し生まれたガラージハウスとは Joy Orbison の作り出した“音”そのものだと言っても過言ではない。 音楽レーベル「Hinge Finger」 を The Trilogy Tapes を主宰する Will Bankhead と共に立ち上げ、Barnt や Mix Mup、Blawan、そして Peder Mannerfelt といったミュージシャン、コンポーザーのレコードをリリースしている。2014年には Ben UFO とのノースアメリカツアーを成功に収めるなど DJ としても高い評価を得ており、現行のダンスミュージックにおけるシーンの中心人物の1人として常にその動向に期待が寄せられている。 soundcloud.com/joy-orbison 

Joy Orbison

＜Peder Mannerfelt ＞
ペダー・マネルフェルト。スウェーデンのストックホルムを代表する電子音楽家の1人。The Subliminal Kid 名義 や Roll The Dice のメンバーとしてもその名を広く知られている。 2013年に EP 「Come Closer  (We Can Elude ControL)」を、自身の名を関したプロジェクトである Peder Mannerfelt 初のリリースとして発表し、本格的に同名義での創作活動を活発化させた。多作として知られる Peder は、矢継ぎ早に2枚のEP「I (Peder Mannerfelt)」と「II (Peder Mannerfelt)」をリリースしたのちアルバム「Lines Describing Circles (Digitalis Recordings)」を発表。その後、現在までに1年に1枚のペースでアルバムを発表しており、異様なまでの音楽的探究心とそれに付随した創作欲求をキープし続けている。Peder を語る上で外すことの出来ない独特かつ独創的なライブ PA は、海外のフェスでも披露されており、独自のアートフォームとして広く認知されている。また、彼は2014年に「Peder Mannerfelt Produktion」なるレーベルを立ち上げており、自身の楽曲発表の場としてだけでなく、Klara Lewis や Sissel Wincent など音楽的嗜好や志を共にするコンポーザー、ミュージシャンのためのプラットフォームとして機能している。 soundcloud.com/the-subliminal-kid 

pedermannerfelt

＜Will Bankhead＞
ウィル・バンクヘッド。メイン・ヴィジュアル・ディレクターを Mo’Wax で務めたのち、PARK WALK や ANSWER といったアパレル・レーベルを経て、The Trilogy Tapes (ザ・トリロジー・テープス) を立ち上げる。現在は Joy Orbisonとのレーベル Hinge Finger (ヒンジ・フィンガー) の運営もおこなう。 http://www.thetrilogytapes.com

Will Bankhead

＜DJ Nobu＞
DJ ノブ。Future Terror、Bitta 主宰／DJ。非凡にして千変万化、ブッキングされるギグのカラーやコンセプトによって自在にアプローチを変え、 自身のアンダーグラウンドなリアリティをキープしつつも常に変化を続けるのが Nobu の DJ の特長であり、その片鱗はこれまでリリースしたミックス CD からも窺い知る事が出来る。近年は抽象性の高いテクノ系の楽曲を中心に、オーセンティックなフロアー・トラック、複雑なテクスチャーを持つ最新アヴァン・エレクトロニック・ミュージック、年代不詳のテクノ／ハウス・トラックからオブスキュアな近代電子音楽など、さまざまな特性を持つクセの強い楽曲群を垣根無くプレイ。それらを、抜群の構成力で同一線上に結びつける。その DJプレイによってフロアに投影される世界観は、これまで競演してきた海外アーティストも含め様々な DJ やアーティストらから数多くの称賛や共感の意を寄せられている。最近ではテクノの聖地 Berghain を中心に定期的にヨーロッパ・ツアーを行っており、とりわけ2015年夏にアムステルダム郊外で行われた 「Dekmantel Festival」 での出演の様子は 『BOILER ROOM』 でインターネット中継され、さらなる世界進出への足がかりとなった。2016年は夏までに4回の欧州ツアーと北米ツアー、アジアでの数回のギグを行ないつつ、今も変わらずアンダーグラウンドな視点でシーンのネクストを模索し続けている。
futureterror.net

DJ Nobu