Alber Elbaz (アルベール・エルバス) がレジオン・ドヌール勲章を受章
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Alber Elbaz (アルベール・エルバス) がレジオン・ドヌール勲章を受章
Alber Elbaz To Receive The Officer Of The Legion Of Honor
Lanvin (ランバン) の前クリエイティブ・ディレクターとして知られる Alber Elbaz (アルベール・エルバス) がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章する。
Lanvin (ランバン) の前クリエイティブ・ディレクターとして知られる Alber Elbaz (アルベール・エルバス) がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章する。
レジオン・ドヌール勲章は、ナポレオンによって創設されたフランスの最高勲章で、文化や科学、産業、商業といった分野においてフランスのために偉大な功績を残した人物に贈られる。これまでに、Valentino Garavani (ヴァレンティノ・ガラヴァーニ) や Hubert de Givenchy (ユベール・ド・ジバンシー)、Giorgio Armani (ジョルジオ・アルマーニ)、Paul Smith (ポール・スミス) などがレジオン・ドヌール勲章を叙されてきた。また、森英恵や高田健三、三宅一生といった日本人も受章している。
Alber Elbaz は1961年にモロッコで生まれ、イスラエルでの幼少期を経て、現地の服飾学校にてデザインを学ぶ。その後、ニューヨークに単身で渡り、Geoffrey Beene (ジェフリー・ビーン) や Guy Laroche (ギ・ラロッシュ)、Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン)、そして Krizia (クリツィア) などのもとで経験を積み、2001年より Lanvin のクリエイティブ・ディレクターに就任。14年間、同ブランドに多大な功績を遺してきたが、2015年10月に退任を発表した。
パリファッションウィークの期間中である10月4日にパレ・ロワイヤルの文化省にて叙勲式が行われる。