ポルノ映画の100年の歴史を辿る展覧会『ポルノ・ムービー・エステティカ』を開催
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ポルノ映画の100年の歴史を辿る展覧会『ポルノ・ムービー・エステティカ』を開催
Exhibition; 'Porno Movie Esthetica' At Vacant
本展覧会では、長澤 均による著作『ポルノ・ムービーの映像美学』の刊行に連動し、さまざまな写真、映像資料とともに過去100年間のエロティック・フィルムの歴史を辿り、これまで語られることの少なかった欧米のポルノ映画史をトークショーなどとともに辿る。
ファッション史、またカルチャー史に関わる本を書いてきた長澤 均による『ポルノ・ムービーの映像美学』をテーマとした展覧会「ポルノ・ムービー・エステティカ」が 原宿の VACANT で開催される。
本展覧会では、長澤 均による著作『ポルノ・ムービーの映像美学』の刊行に連動し、さまざまな写真、映像資料とともに過去100年間のエロティック・フィルムの歴史を辿り、これまで語られることの少なかった欧米のポルノ映画史をトークショーなどとともに辿る。
1895年にフランスのリュミエール兄弟によって発明されたといわれている映画。長い映画史とほぼ同時期に始まったポルノは、1907年には最初のハードコア・ポルノが制作されていたほど掘り下げれば歴史は深い。同展覧会のテーマとなった『ポルノ・ムービーの映像美学』は、「視線」と「扇情」をキーワードに映画草創期から存在したポルノ・ムービーを時代のエポックとともに、映画の内容、撮影技法の変遷を辿り、女優や監督たちの知られざる個人の物語を紡ぎ、独自の視点によって映画に登場する流行風俗や身体文化を「拡張したエロティシズム」の世界像として読み解いている。
セクシュアルながらも映像美学に満ちた名作・奇作の数々。ポルノは男性のためだけのものではなく、女性のためのものでもあるというメッセージを秘めたこの貴重な展覧会へぜひ足を運んでみては。
<プロフィール>
長澤 均 (ながさわ ひとし)。グラフィック・デザイナー/ファッション史家。美術展や本の装丁、CDジャケットなどのデザインのかたわらファッション史・カルチャー史に関する論考を執筆している。著作に『流行服 洒落者たちの栄光と没落の700年』(ワールドフォトプレス)、『昭和30年代 モダン観光旅行 ~絵はがきにみる風景・交通・スピードの文化』(講談社)、 『BIBA スウィンギン・ロンドン1965-1974』(ブルース・インターアクションズ)、 『パスト・フューチュラマ ~20世紀モダーン・エイジの欲望とかたち』(フィルムアート社)、『倒錯の都市ベルリン ~ワイマール文化からナチズムの霊的熱狂へ』(大陸書房)など。
展覧会情報 | |
展覧会名 | ポルノ・ムービー・エステティカ /ポルノムービーの映像美学 |
会期 | 2016年9月18日 (日) 〜23日 (金) |
開館時間 | 12:00 – 20:00 (開催期間中無休) 18、19、22日はイベント開催の為、展示は17時まで |
会場 | VACANT/2F |
住所 | 東京都渋谷区神宮前 3-20-13 |
入場料 | ¥1,000 (ノベルティステッカー付) |
主催 | VACANT |
監修 | 長澤 均 |
制作 | VACANT、papier colle |
協力 | 早川 均、DESIGN UNDERGROUND、沼野 亮佑 |
HP | www.vacant.vc |