ロカビリーよ永遠に、Coach 1941 (コーチ 1941) 2017年春夏コレクションが体現するアメリカンドリーム

Stuart Vevers (スチュアート・ヴィヴァース) による Coach 1941 (コーチ 1941) 2017年春夏コレクションが13日、NY にて発表された。今季コレクションのテーマとなったのは、アメリカのカウンターカルチャー。巨大なカークラッシュを再現した大胆なステージ演出によるランウェイショーでは、荒々しいロカビリーの BGM がハードコアな空間を作り上げた。

ファーストルックで登場したのは、フラワープリントを施したオーガンザのワンピースにレザーのベストをマッチさせたルック。胸元にはフェザーのアドーンメントが取り入れられているほか、メタルのフラワー装飾や星型のスタッズが D.I.Y. 感を演出している。

キーモチーフとなったのは、言わずと知れたロカビリーの父、Elvis Presley (エルヴィス・プレスリー)。ポートレートがプリントされた T シャツや、パッチワークで刺繍が施されたレザーバイカージャケット、バッグはショーの開催直後からコーチ公式オンラインにて期間限定で展開された。

ほぼ全てのルックに用いられたプラットフォームのクリーパーシューズには、スタッズ付きのレザーフリンジがあしらわれ、歩くたびに奔放なスイングを披露。デコラティブなミニバッグを持つ手元には、バンダナ、パドロック、チェーンなどが絡みついたハードなアクセサリーが合わせられた。

これまでウィメンズのランウェイで度々登場してきたフォークロア調のフラワープリントやウェスタンモチーフは今季も再び登場。しかし異なる質感の素材を大胆に組み合わせたドレスや、精巧なディティールが光るアウターなど、これまで以上にエッジの効いたアイテムをハイブリッドに組み合わせたスタイリングは、Coach (コーチ) のコレクションラインにあたる Coach 1941 が着実に成長、進化、そして浸透していることを印象付けた。

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