史上最高齢のオスカー俳優クリストファー・プラマー主演、名匠 アトム・エゴヤン監督最新作『手紙は憶えている』が公開

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数々の映画賞に輝いてきた名匠 Atom Egoyan (アトム・エゴヤン) 監督最新作『手紙は憶えている』が10月28日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。

本作は90歳の老人が70年前の第2次大戦時、アウシュビッツ収容所で家族の命を奪ったナチスの兵士を捜し、復習を果たそうとするサスペンスストーリー。現代を舞台に描かれるこの物語は、1枚の手紙をきっかけにホロコーストで起きた悲惨な事件の謎が次から次へと明らかになっていくという、既存のホロコースト映画とは異なったアプローチで描かれる。

本作の脚本を手掛けるのは無名の新米脚本家 Benjamin August (ベンジャミン・オーガスト) 。監督を務めるのは『スウィート ヒアアフター』(1997年)第70回アカデミー賞を受賞するなど数多くの映画賞を受賞し、自身も脚本家である名匠 Atom Egoyan (アトム・エゴヤン) 。悲壮な90歳の主人公ゼヴを、『人生はビギナーズ』(2010年)にて史上最高齢のアカデミー賞助演男優賞を受賞した Christopher Plummer (クリストファー・プラマー) が演じ、『エド・ウッド』(1994年)にて同じくアカデミー賞を助演男優賞を受賞した Martin Landau (マーティン・ランドー ) が演じるなど実力派キャストが揃う。

戦争を生き抜いた主人公が報復を誓い、今もなお続いているかのように現在を舞台にした本作は、キャスト・スタッフ誰もが「今だからこそ、今しか」という思いで一丸となって作り上げたという。『手紙は憶えている』は単なるサスペンスには収まりきらない、歴史の重みを感じさせる強いメッセージが込められている。ぜひ、緊迫した空間をスクリーンで感じてみてはどうだろうか。公開は、2016年10月28日（金）から。

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＜あらすじ＞
最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程もの忘れがひどくなった。ある日彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか？ルース亡き後、誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい—」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙とかすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった—