盲目のプリマ・バレリーナ、Alicia Alonso (アリシア・アロンソ) の今を捉えたドキュメンタリー映画『ホライズン』が公開

キューバ国立バレエ団の伝説的な盲目のプリマ・バレリーナ、Alicia Alonso (アリシア・アロンソ)。 90歳を超えてなお情熱を燃やし続ける彼女と、教え子たちの“今”を捉えたドキュメンタリー映画『ホライズン』が2016年11月12日 (土) より、東京都写真美術館ホール、角川シネマ新宿 ほか順次全国公開する。

本作は、視力を失いながらも踊り続け、バレエ界で最高位のプリマ・バレリーナ・アッソルータの称号を得た伝説のバレリーナ、Alicia Alonso (アリシア・アロンソ)。 90歳を過ぎた今も、世界的なダンサーを次々と輩出するキューバ国立バレエ団の芸術監督として情熱的に指導を続ける彼女と、その背中を追いかける現在のプリマ、Viengsay Valdés  (ヴィエングセイ・ヴァルデス)。そして、バレエ団への入団を夢見る14歳の Amanda Perez  (アマンダ・ペレス)。異なる世代の3人のダンサーが苦悩と葛藤しながらも情熱を絶やさない、彼女たちの真っ直ぐな素顔を映し出した映画である。作中では、キューバ国立バレエ団での厳しい指導の現場や、ふんだんなプライベートシーン、かつてのダンス・パートナーたちと90余歳の Alicia が、再び舞台で踊る場面などキューバ国民の誇りとまで言わしめた一人の女性の驚くべき人生を貴重な記録映像を交えて辿る。

監督の Eileen Hofer (アイリーン・ホーファー) は1976年生まれのスイスのドキュメンタリー映画作家。2012年に初の長編ドキュメンタリー映画を監督し本作は2作目の長編ドキュメンタリー作品となる。

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