Prada Journal 2016 Winners Announced

第3回プラダ ジャーナル文芸コンテストが360度動画によって受賞作品を発表、受賞者に初の日本人

Prada Journal 2016 Winners Announced
Prada Journal 2016 Winners Announced
News/

第3回プラダ ジャーナル文芸コンテストが360度動画によって受賞作品を発表、受賞者に初の日本人

Prada Journal 2016 Winners Announced

プラダ ジャーナル文芸コンテストとはイタリアの出版社である Giangiacomo Feltrinelli Editore (フェルトリネッリ出版社)の協力のもと、新たな文学作品を発掘することを目的としたコンテスト。7月23日から8月31日までの応募期間中、2,000人を超える参加者からの作品が集まった。

prada-journal_digital-anthology-cover_iii-edition

© Prada

Prada (プラダ) が先日開催された第3回プラダ ジャーナル文芸コンテストの受賞者を発表した。

プラダ ジャーナル文芸コンテストとはイタリアの出版社である Giangiacomo Feltrinelli Editore (フェルトリネッリ出版社)の協力のもと、新たな文学作品を発掘することを目的としたコンテスト。7月23日から8月31日までの応募期間中、2,000人を超える参加者からの作品が集まった。

世界中の応募者の中から第3回プラダ フェルトリネッリ賞の受賞したのは、日本人で初めて受賞を果たした松嶋圭 『Conversations with Shadows』のほか、Flávio Vinicius Moreira Costa (フラヴィオ・ヴィニシウス・モレイラ・コスタ)『Lieutenant Marcus』、Billie Phillips (ビリー・フィリップス)『No Balm in Gilead』、 Maria Laura Rodriguez (マリア・ローラ・ロドリゲス)『The Hour of the Wolf』の4名。この受賞者4名はそれぞれ5000ユーロ (約56万5000円)の賞金が贈られるほか、作品は Prada のウェブサイトで電子書籍化される。

また今回は、デジタルパフォーマンス式で受賞作品が紹介され、脚本家の Christopher Ciancimino (クリストファー・シャンシミノ) によって演劇化された。それぞれの作品から抜粋した一節を2分間の演劇へ書き直し、屋内外の2つの異なる場所で11人の役者が演じた。さらに360度動画によって撮影したことにより、オーディエンスがパフォーマンスの中に存在するかのような没入型体験を可能にした。観る人の視点によって異なる映像で作品を愉しむことができる作品およびパフォーマンスは Prada の公式サイトで公開中。

HP: www.prada.com/journal2016