Paul Franco (ポール・フランコ) によるショートフィルムに Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) が出演

パリを拠点に活動する映像監督 Paul Franco (ポール・フランコ) による新たなプロジェクト『FASTbeat』のショートフィルムが公開された。現代における若者を取り巻くあらゆる環境を捉えることを試みた同作品では、Paul Franco が Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) をゲストとして招き、映像内で対談した内容をフィーチャーしている。

Paul Franco は、ジャーナリストやフォトグラファー、『Purple (パーブル)』、『Numero (ヌメロ)』、仏版『Vogue (ヴォーグ)』『WWD』などでのエディターとして活躍した後、映像監督として Givenchy (ジバンシー) や Saint Laurent (サンローラン) などの映像を手掛けている。『Dazed (デイズド)』によると、そんな彼の最新プロジェクトである『FASTbeat』のため、Paul Franco はパリを舞台に1年にわたってショートフィルムを撮影。モデルは、Sasha Melnychuk (サーシャ・メルニチャック)。作品内では、現代における若者を取り巻くあらゆる環境について Paul Franco が Vetments (ヴェトモン) と Valenciaga (ヴァレンシアガ) のクリエイティブ・デザイナーである Demna Gvasalia をゲストとして迎えた対談の音声を抜粋している。音楽は、フォトグラファーでもある Mark Borthwick (マーク・ボスウィック) が手掛けている。

Demna は以下のように作品内で語っている。
「ユースというのは、最も刺激的なものだと思う。そこには、ある種の純真さと勇敢さがあって、批判的なものなんてない。人は年を取るにつれて、頻繁にとても批判的になる。しかし、彼らは率直で、物事に立ち向かう情熱を持ちあわせている。私たちは純粋さを取り戻すために、無に帰る必要があると思う。」