仏 Maison Corthay (メゾン コルテ) による「アートシューズ」が一同に集結、Vacheron Constantin (ヴァシュロン・コンスタンタン) 銀座ブティックにて

フランスのシューズブランド、Maison Corthay (メゾン コルテ) によるアートシューズ・エキシビションが、12月3日より5日間 Vacheron Constantin (ヴァシュロン・コンスタンタン) 銀座ブティックにて開催される。イギリスの John Robb (ジョン・ロブ)、そしてフランス Berluti (ベルルッティ) という2大メゾンにて経験を積んだ Pierre Corthay (ピエール・コルテ) により1990年に創業された Maison Corthay は、そのバックボーンからも分かる通りビスポークのシューズメゾン。日本でいう「人間国宝」に価するフランス文化賞による勲章「Les Maîtres d’art (メートル・ダール)」を紳士靴デザイナーとして唯一受賞した。

Pierre によるクリエイションを一言で表現するとしたら、「完璧」という言葉以外が大凡相応しいのではないだろうか。アートオブジェのように計算され尽くしたフォルム、細部に行き渡るディティール美学、ビスポークに精通したメゾンならではの見目麗しいフィニッシング。その荘厳な佇まいはまさに「履くアート」と呼ぶに価する。

そしてこの比類なき職人技とサヴォアフェールを分かち合うため、Vacheron Constantin の声がけにより展示されることになったのが、創造性の限りを尽くしたアートシューズ。過去にロンドン、パリ、そして銀座にて両社によるイベントが行われるほど、両ブランドに共通する DNA は多い。そして今回は Maison Corthay を銀座ブティックに招きこれらシューズたちを集結させたエキシビションを開催する運びとなった。レザーコルク、木材といった靴作りの定番素材に加え、シリコンやウレタン樹脂、エポキシ樹脂、粘土、アルミニウムなど異なる素材を巧みに操り創作されたオブジェのような作品が並ぶ。

Maison Corthay によるアートシューズ