第32回サンダンス映画祭にノミネート、オオカミを愛した女性の倒錯した愛を描く『ワイルド わたしの中の獣』が公開
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第32回サンダンス映画祭にノミネート、オオカミを愛した女性の倒錯した愛を描く『ワイルド わたしの中の獣』が公開
'Wild' German Drama Film Directed By Nicolette Krebitz
本作は、職場と自宅の往復を繰り返し平凡に過ごす女性アニアがオオカミと出会うところからストーリーが始まる。オオカミの持つ野生の瞳に魅入られ、すっかり心奪われた彼女は次第に「彼」に執着し、自身ものちに野生化していく。今回解禁された予告編では、少しずつ‘人間らしさ’を失っていき、食事を手づかみで食べたり、職場でも奔放な振る舞いをするようになるアニアの姿や、その様子に困惑する周囲の人々。彼女が野性に取り込まれ、オオカミの存在によってその日常が崩壊していく過程が描かれている。作品の脚本を手掛けたのは、監督も務める Nicolette Krebitz (ニコレッテ・クレビッツ)。女優としても活動しており、『トンネル』など数々のドイツ映画に出演し注目を集めている。ヒロイン、アニア役には若手注目株の Lilith Stangenberg (リリト・シュタンゲンベルク)。その他、Georg Friedrich (ゲオルク・フリードリヒ)、Saskia Rosendahl (ザスキア・ローゼンダール) など今のヨーロッパを代表する俳優達が揃った。
第32回サンダンス映画祭にノミネートし、衝撃の映像で震撼させた『ワイルド わたしの中の獣』が12月24日 (土)より新宿シネマカリテほかにて公開する。
本作は、職場と自宅の往復を繰り返し平凡に過ごす女性アニアがオオカミと出会うところからストーリーが始まる。オオカミの持つ野生の瞳に魅入られ、すっかり心奪われた彼女は次第に「彼」に執着し、自身ものちに野生化していく。今回解禁された予告編では、少しずつ‘人間らしさ’を失っていき、食事を手づかみで食べたり、職場でも奔放な振る舞いをするようになるアニアの姿や、その様子に困惑する周囲の人々。彼女が野性に取り込まれ、オオカミの存在によってその日常が崩壊していく過程が描かれている。作品の脚本を手掛けたのは、監督も務める Nicolette Krebitz (ニコレッテ・クレビッツ)。女優としても活動しており、『トンネル』など数々のドイツ映画に出演し注目を集めている。ヒロイン、アニア役には若手注目株の Lilith Stangenberg (リリト・シュタンゲンベルク)。その他、Georg Friedrich (ゲオルク・フリードリヒ)、Saskia Rosendahl (ザスキア・ローゼンダール) など今のヨーロッパを代表する俳優達が揃った。
<あらすじ>
職場と自宅の往復で無機質な毎日を過ごす女性アニア。彼女はある日、自宅マンションの前に広がる森で一匹のオオカミを見かける。オオカミは彼女をじっと見つめ、再び森の中に姿を消した。嫌な上司ボリスにこき使われ、冴えない日々を過ごしていたアニアは、初めて触れる野性に心をかき乱され、激しく惹かれていく。次第にオオカミに執着するようになった彼女はあらゆる手を尽くし、ついに捕えて自分の高層マンションに連れ込む。狭い部屋で暴れるオオカミに最初は命の危険を感じるが、次第に“彼”と心を通わせ、彼女が秘めていた欲望が露わになっていく。アニアは“彼”の虜になり、食事を用意し、同じ部屋で眠り、まるで恋人であるかのように接し愛し始める。彼女は次第に野性に取り込まれ、人間として常軌を逸脱する行動をとり始める。その様子に戸惑う周囲の人々。しかし、上司のボリスはそんな彼女の変化を気に入り関心を寄せる。そして心の隙間を埋めるかのようにアニアは上司と関係を持ってしまう。果たして人と獣の狭間で生きている彼女を待ち受ける運命とは。
作品情報 | |
映画タイトル | ワイルド わたしの中の獣 |
原題 | Wild |
監督・脚本 | Nicolette Krebitz (ニコレッテ・クレビッツ) |
出演 | Lilith Stangenberg (リリト・シュタンゲンベルク)、Georg Friedrich (ゲオルク・フリードリヒ)、 Saskia Rosendahl (ザスキア・ローゼンダール) 他 |
製作年 | 2016年 |
製作国 | ドイツ |
上映時間 | 97分 |
映倫 | R15 |
配給 | ファインフィルムズ |
HP | www.finefilms.co.jp/wild/ |
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12月24日 (土)より新宿シネマカリテほかにて公開 |