​MIKIMOTO (ミキモト) パールの魅力を編纂、米 ASSOULINE (アスリーン) 社より

Nothing gives the luxuary of pearls

「Nothing gives the luxuary of pearls (真珠こそが究極のラグジュアリー)」とかつて言い放ったのは Diana Vreeland (ダイアナ・ヴリーランド)。ダイヤモンドの輝きも、エメラルドの色彩も、パールという自然の叡智には敵わないといったところか。しかし、「世界中の女性の首を真珠で飾ってみせる」と豪語したのが、御木本幸吉。言わずと知れた、日本が誇るハイジュエラー MIKIMOTO (ミキモト) の創設者だ。そして彼が1893年に発明した、世界初の養殖真珠によって、彼のビジョンは現実のものとなる。ルネサンス時代のロイヤル一族からマハラジャ、ハリウッドスター、そして現代のセレブリティに至るまで、見事パールネックレスを女性のワードローブのマストアイテムとして認識させたのだ。

彼の偉業、そして MIKIMOTO が100年以上に渡り継承してきた真珠の魅力が感じられる一冊の書籍が、米 ASSOULINE (アスリーン) から発刊された。『THE PEARL NECKLACE』と名付けられた書籍には、30年代に撮影されたカタログや、ジュエリーのデザイン画など貴重な資料が300ページに渡り収録されているほか、今回の書籍のために撮り下ろされたパールネックレスをテーマにしたスペシャルポートレートも収められている。パールネックレスの魅力を一冊に凝縮した『THE PEARL NECKLACE』。ファンならずとも是非手に取ってみてほしい。

『THE PEARL NECKLACE』表紙イメージ