『T Magazine』編集長 Debrah Needleman (デボラ・ニードルマン) が辞任

『New York Times (ニューヨークタイムズ)』のモード＆ライフスタイル誌である『T Magazine (T マガジン)』の編集長 Deborah Needleman (デボラ・ニードルマン) の辞任が『Business of Fashion (ビジネス・オブ・ファッション)』によって報じられた。後任は、未だ明らかにされていない。

Deborah Needleman (デボラ・ニードルマン) は、インテリア誌の『Domino (ドミノ)』を2004年に創設し、Condé Nast (コンデナスト) が同誌を廃刊した2009年まで編集長を務めていた。その後、『The Wall Street Journal (ウォール・ストリート・ジャーナル)』誌にて編集長を務め、2012年9月より『T Magazine』の編集長に就任。彼女は就任後、『T Magazine』を従来のモード＆デザイン誌からラグジュアリーライフスタイル誌へと発展させ、多くの広告ページを獲得することに成功した。また、彼女は『The Independent』誌や『Love』誌のエディター、SHOWstudio のファッションディレクターを務めてきた Alexander Fury (アレキサンダー・フーリー) をチーフ・ファッション・エディターに、フランス人人気スタイリストの Marie-Amélie Sauvé (マリー・アメリー・ソーベ) をファッションディレクターに迎え入れるなど、同誌の人事に関しても多大な貢献を果たした。『New York Times』のエグゼクティブ・エディター Dean Baquet (ディーン・バケット) は、彼女の辞任は「休暇を取る」ためだと説明し、彼女の次なるステップについては今後発表するとコメントしている。

T: The NYTimes Style Magazineさん(@tmagazine)が投稿した写真 – 2016 10月 23 11:37午前 PDT