ホリデー特集、自分だけのパーソナルジュエリーセレクション
News
ホリデー特集、自分だけのパーソナルジュエリーセレクション
The Ultimate Guide To Holiday Jewelries
本格的なホリデーシーズンの到来。誰かへの贈り物も重要、でも自分へのご褒美だって、この季節なら許されるはず。一年で街が最も華やぐこの時期を更に輝かせるホリデージュエリーを、3つのトレンドと合わせて厳選してご紹介。
本格的なホリデーシーズンの到来。誰かへの贈り物も重要、でも自分へのご褒美だって、この季節なら許されるはず。一年で街が最も華やぐこの時期を更に輝かせるホリデージュエリーを、3つのトレンドと合わせて厳選してご紹介。誰もがよく知るアイコンを生まれ変わらせたニュー・スタンダード、モダンな感性でアップデートさせたコンセプチュアルピース、そして目にも楽しいカラーストーン。普段なかなか足を踏み入れづらいジュエラーのブティックの扉の向こうには、魅惑の世界が一面に広がっている。
エレベーテット・ベーシック。いつの時代も変わらず愛され続けるアイコンジュエリーたち。今年はそんな定番をアップデートさせたニュー・ベーシックなジュエリーが数多く揃った。取り入れやすいリングやブレスレットなら、デイリー使いにもうってつけだ。
Harry Winston (ハリー・ウィンストン) という名前の響きが持つ、得もいえぬ荘厳かつ煌びやかな品格は、そこで生み出されるダイヤモンドジュエリーの輝きに等しい。1932年、NY で誕生して以来世界中のロイヤルやセレブリティたちを虜にしてきたメゾンの卓越した “目利き” は誰もが憧れるところ。その憧れをぐっと現実へと引き寄せるのが、アイコニックな新作「HW ロゴ・コレクション」。シンプリシティを極めた現代的なシルエットのリング、バングルブレスレット、そしてエメラルドカットのシルエットを象った「HW」のロゴをモチーフにしたペンダントやイヤスタッズにはパヴェがあしらわれ、控えめな中に力強い輝きを讃えている。
問い合わせ先/ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション 0120-346-376
HP: www.harrywinston.com
2013年に Tiffany (ティファニー) のデザイン ディレクターに就任した Francesca Amfitheatrof (フランチェスカ・アムフィテアトロフ) による「Tiffany T (ティファニー・ティー)」コレクションから発表された「Tiffany T Two (ティファニー・ティー・ツー)」リングの最大の特徴は、彫刻を思わせるダイナミックなフォルムと、リュクスなパヴェダイヤのコントラストにある。時に「T」のモチーフと重なり合い、そして時にモチーフを浮き彫りにするように寄り添う。NY の摩天楼のような力強い輝きは、毎日使うことで刻一刻と表情を変えていくに違いない。
問い合わせ先/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712
HP: www.tiffany.com
2015年の4月にデビューして以来 Chanel (シャネル) の新アイコンジュエリーとして人気を博す「COCO CRUSH (ココ クラッシュ)」。アイコニックなキルティングをモチーフにしたシリーズから発売された最新モデルは、これまでのソリッドなデザインはそのままに、リュクスなパヴェダイヤでアップデートされている。デイリー使いをワンランクアップさせてくれるリングは、Chanel ならではのアリュールに溢れている。
問い合わせ先/シャネル (時計・宝飾) 0120-159-559
HP: www.chanel.com
1990年の発表以来、Piaget (ピアジェ) のアイコンとして親しまれている「POSSESSION (ポセション)」。素材の美しさを最大限に引き出したミニマルなデザインと、立体的な回転式の環状構造が特徴のコレクションは、昨年の5月には新たなコンセプチュアルジュエリーとして生まれ変わっている。左右から腕を包み込むフォルムがまるでボディピアスのようも見える現代的なデザインブレスレットは、毎日 “Possess (手にする)” することでその良さが分かる、至高のデイリージュエリーだ。
問い合わせ先/ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874
HP: www.piaget.jp
1780年から続く名門フレンチジュエラー Chaumet (ショーメ) の揺るぎないアイコン「Joséphine (ジョセフィーヌ)」。2世紀以上にもわたるメゾン史における最初のミューズでありナポレオン一世の妻、ジョゼフィーヌ皇后にオマージュを捧げた同シリーズは、時代を超えて継承されるヘリテージ・ジュエリーの代表格だ。ヴァンドームの歴史と伝統を感じさせる荘厳かつ流麗なデザインは、これまで様々なバリエーションで世界中の女性たちを魅了してきた。そして今回、新たにシリーズの仲間入りを果たしたのが、クッションカットを丸みのあるシルエットに整えたセンターストーン付きのデザイン。ブライダルリングとしても人気のシリーズだが、そのタイムレスな輝きは自分へのご褒美にもうってつけだ。
問い合わせ先/ショーメ 03-5635-7057
HP: www.chaumet.jp
Boucheron (ブシュロン) の不朽の名作「QUATRE (キャトル)」から、待望の新作が登場。19世紀からメゾンに伝わるアールデコモチーフ「ダブルゴドロン」、クチュールのファブリックを手がける家系で育った創業者 Frédéric Boucheron (フレデリック・ブシュロン) へのオマージュとして生まれたリボン素材のモチーフ「グログラン」、ヴァンドーム広場の石畳を表現した「クル ド パリ」、そしてダイヤモンドのパヴェ装飾。4つのアイコニックなモチーフを取り入れた同コレクションは、2004年のデビュー以来メゾンの顔として広く親しまれてきた。2011年には新素材のハイセラミックを取り入れた新作も登場し、ミックスマテリアルというジュエリーの新たなトレンドを牽引した。今回新たに登場したのは、「グログラン」と「クル ド パリ」の2つのモチーフのブレスレット。異素材で組み合わせるもよし、モチーフ違いで組み合わせるもよし。いくつもレイヤーして自分だけの「キャトル」スタイリングを取り入れたい。
問い合わせ先/ブシュロン カスタマーサービス 03-5537-2203
HP: www.boucheron.com
1969年、Cartier (カルティエ) のニューヨークのアトリエで Aldo Cipullo (アルド・チプロ) によってデザインされた「LOVE (ラブ)」ブレスレット。「How far would you go for love ? (あなたは愛のためにどこまでいけますか?)」のキャッチコピーで知られ、シンプリシティを極めたデザインで世界的に人気を博すこのシリーズは、スクリューで左右から留めなければいけないことでも有名だ。そして本年度、このアイコニックなシリーズから待望の新モデルが登場。これまでの都会的なデザインはそのままに、さらに細身になった新作では、イエローゴールド、ホワイトゴールド、そしてピンクゴールドを用いたブレスレットとリングがラインナップする。
問い合わせ先 カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
HP www.cartier.jp
モダン・ヴィジョン。ベーシックなデザインはもうコンプリートしている、という玄人におすすめしたいのが、まるでモダンアートのオブジェのようなアーティスティックなデザインのジュエリー。デザインコンシャスなこれらは、シンプルなワードローブに合わせるだけでエッジの効いたスタイリングが完成するのが何より魅力だ。
BVLGARI (ブルガリ) の最新コレクション「DIVAS’ DREAM (ディーヴァ ドリーム) のインスピレーションは、メゾン所縁の地であり永遠の都として名高いローマ。カラカラ浴槽やモザイク画など、この地が誇る歴史的な遺跡に着想を得たコレクションでは、ビザンチンの趣を多様なジュエリーが発表された。扇をモチーフにしたネックレスは、シャンデリアのように揺れ動くチャームがデコルテをグラマラスに華やぎを添えてくれる。
問い合わせ先/ブルガリ ジャパン 03-6362-0100
HP: www.bulgari.com
ダイヤモンド ジュエリーの最高峰、De Beers (デビアス) が象徴するのは、永遠のシンボリズム。その不朽の輝きは、通常「カラット」、「カット」、「カラー」「クラリティ」を含む「4C」と呼ばれる基準に基づいてダイヤモンドの価値が選定される中、ダイヤモンドのエキスパートである De Beers は、ダイヤモンドが美しくカットされたときに均一に広がる虹色の光彩「ファイヤー」、ダイヤモンドのきらめき「ライフ」、そしてダイヤモンドの自然な透明度から生まれる本来の明るさであり、あらゆる角度から光を反射する「ブリリアンス」という3つの独自基準を設けていることからも伺える。これら卓越したサヴォアフェールを凝縮し、本年度新作として発表された「Dewdrop (デュードロップ)」では、凍てつく冬の大地に一筋の朝陽が射すポエティックな情景を、ジオメトリックなブリリアントカットダイヤモンドで表現している。
問い合わせ先/デビアス ダイヤモンドジュエラーズ ジャパン
HP: www.debeers.co.jp
TASAKI (タサキ) のクリエイティブ・ディレクターの Thakoon Panichgul (タクーン・パニクガル) の都会的な感性が存分に生かされた「abstract star (アブストラクト スター)」コレクション。中でも目を引くのは、満天の星空を閉じ込めたような繊細なモチーフ使いのイヤリング。一見するとフリンジのように見える控えめスターモチーフは、ドレスアップに大人の遊び心とスパイスを効かせてくれること必至だ。
問い合わせ先/TASAKI 0120-111-446
HP: www.tasaki.co.jp
イタリア出身の女優であり、1613年から1917年までロシアを統治したロシア史上最後の王朝、ロマノフ家の末裔である Nicoletta Romanoff (ニコレッタ・ロマノフ) とのコラボにより誕生した Damiani (ダミアーニ) の「THE ROMANOV (ザ・ロマノフ)」。“ツァーリ (皇帝)”のヘリテージをモダンに再解釈したコレクションのひとつ、優美なリボンをモチーフにした「FIOCCO (フィオッコ)」シリーズから登場したホワイトゴールドのパヴェリングは、気品あふれるフェミニニティを体現する珠玉のデイリージュエリーだ。
問い合わせ先/ダミアーニ 銀座タワー 03-5537-3336
HP: www.damiani.com
Hermès (エルメス) のジュエリーはどれも新鮮な驚きに満ち溢れている。ジュエリー クリエイティブ・ディレクターである Pierre Hardy (ピエール・アルディ) によるクリエイションは、メゾンの潤沢なヘリテージを時に繊細に、時に大胆に書き換えてゆく。今年発表された新作の一つ、Hermès のクリエイションに欠かせないクロコダイルレザー「Niloticus (ニロティカス)」に着想を得て、斑 (ふ) のシルエットを見事なオープンワークで形どったブレスレットは、スカルプチュアのようなアーティスティックな佇まいが印象的だ。
問い合わせ先/エルメスジャポン 03-3569-3300
HP: www.hermes.jp
ジョイフル・カラー。近年益々注目を集めるカラーストーンの魅力は、何と言ってもその幅広いバリエーション。静謐な輝きを湛えたサファイアに情熱的なルビー、力強い色彩を放つエメラルド、ミステリアスなアメシスト…カラーストーンの持つ ”アンコンベンショナル” な魅力を知ってしまったら、もう後戻りは出来ないはず。
意外性のある素材使いでいつも驚きを与えてくれる Van Cleef & Arpels (ヴァン クリーフ&アーペル) のジュエリー。中でも1920年代に制作されたゴールドビーズの作品をインスピレーションに、2008年に誕生した「Perlée (ペルレ)」コレクションは、繊細かつポエティックなデザイン美学と卓越したクラフツマンシップ、そして豊富なバリエーションで高い人気を博してきた。メゾンを象徴する「アントレ レ ドア リング」(指を左右から包み込むようにデザインされたリング) からラインナップした同コレクションの新作は、カーネリアン、ターコイズ、マラカイトの3つのハードストーンで展開。ユニークなデザインのジュエリーは、パーティーシーンで絶好のカンバセーションピースとなるだろう。
問い合わせ先/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク 0120-10-1906
HP: www.vancleefarpels.com
Victoire de Castellane (ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ) ならではの自由な創造性が存分に生かされた「Diorama Précieuse (ディオラマ プレシューズ)」コレクションのインスピレーションは、1951年春夏オートクチュールコレクションで発表された、「ディオラマ」と名付けられた一つのドレス。ダイナミックなシルエットを描くオーバルラインのドレスのシルエット美学を細密に表現したジュエリーたちは、大ぶりのストーン使いにも関わらず極めてモダンかつエッジー。アシンメトリーなイヤリングは、ラージストーンのキャッチを付け替えて、シンプルなスタッズピアスとしても使える秀逸なデザインだ。
問い合わせ先/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
HP: www.dior.com
現代的な遊び心に溢れたカラーストーンの名門、Fred (フレッド)。1966年にパリにて誕生し、ヨットのケーブルとシャックルからインスパイアされた「フォース10」は、半世紀にも私ブランドのアイコンとして親しまれてきた。そして今年、日本で先行発売となった、ダイヤとブルーサファイア、そして3種のブルートパーズにより見事なグラデーションを描いたブレスレット。創業者の Fred Samuel (フレッド・サミュエル) が愛してやまなかったフレンチリヴィエラの海の色を思わせる神秘的なデザインは、カジュアルな装いにもプレシャスな輝きを添えてくれるに違いない。
問い合わせ先/FRED 03-3263-9413
HP: www.fred.com
エッジの効いたカラーストーンジュエリーをデザインさせたら、de GRISOGONO (ドゥ グリソゴノ) の右に出るものはいない。モダンハイジュエラーの雄がアイコンとして掲げる「Allegra (アレグラ)」誕生の由来は、創設者 Fawaz Gruosi (ファワズ グルオジ) の長女の名前。そのアイコニックなデザインと豊富なカラーバリエーションは、2003年の発売から10年以上経った今なおファンの心を掴み続けている。まるで現代建築のような大胆な曲線使いが印象的なリングは、鮮烈な輝きを放つツァボライトとターコイズ色のセラミックが個性を演出する。
問い合わせ先/株式会社ムラキ (ドゥ グリソゴノ) 03-3273-0321
HP: degrisogono.com