【The Play】「GINZA SIX」って何?『NOWNESS』のドキュメンタリーで迫る、巨大プロジェクトの全貌
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【The Play】「GINZA SIX」って何?『NOWNESS』のドキュメンタリーで迫る、巨大プロジェクトの全貌
The Play #5 What The HELL Is Ginza Six?
もはや Netflix (ネットフリックス) がなくともチル出来るんじゃないか?というほど動画コンテンツがますます一般的になる昨今。ファッション界隈も例外なく、ブランドのシーズンキャンペーンからアーティストコラボ、”BTS (Behind The Scene=いわゆるメイキング映像)” などありとあらゆる手法が試され、さながら動画全盛の様相を呈している。
もはや Netflix (ネットフリックス) がなくともチル出来るんじゃないか?というほど動画コンテンツがますます一般的になる昨今。ファッション界隈も例外なく、ブランドのシーズンキャンペーンからアーティストコラボ、”BTS (Behind The Scene=いわゆるメイキング映像)” などありとあらゆる手法が試され、さながら動画全盛の様相を呈している。
『The Fashion Post (ザ・ファッションポスト)』の新連載『The Play』では、ファッション、ミュージック、アート、カルチャー分野から独断と偏見でピックアップした「今見るべき」動画を週替わりでご紹介。暇を持て余した時、作業に行き詰まった時、インスピレーションが必要な時の息抜きになれば、これ幸い。では今週の一本を、レッツプレイ。
最近毎日耳にする「GINZA SIX(ギンザ シックス)」とやら。新手の戦隊モノキャラクターかなにかかと思えば、どうやら銀座にオープンする巨大な商業施設のことらしい。運営するのはGINZA SIXリテールマネジメント株式会社。J.フロント リテイリンググループの中核企業である株式会社大丸松坂屋百貨店、森ビル株式会社、L Real Estate、そして住友商事株式会の4社の共同出資によって設立された新会社とのことだ。
松坂屋銀座店の跡地にあたる銀座6丁目を再開発するべく、2014年より着工されたこのプロジェクト、というか施設。その敷地面積なんと9,077平米ということで、三越銀座の3,600平米の2.5倍もの広さというだけでいかにこのプロジェクトが途方も無く巨大かということが分かるはず。
そして驚くべきは広さだけではない。設計を手がけたのは、日本人建築家の巨匠、谷口吉生。インテリアは、数々のラグジュアリーブランドのコラボで知られる CURIOSITY (キュリオシティ) の Gwenael Nicolas (グエナエル・ニコラ) が手がけるなど、ドリームチームを実現しているあたりも、気合の入りようが伺える。
そしてここまで来たら、中に入るテナントも当然一流でなくてはいけません。ということで Céline (セリーヌ) や Saint Laurent (サンローラン)、Valentuno (ヴァレンティノ)、Fendi (フェンディ)、Moynat (モワナ)、Loewe (ロエベ)、Versace (ヴェルサーチ)、そして Van Cleef & Arpels (ヴァンクリーフ&アーペル)、Chopard (ショパール)、Damiani (ダミアーニ)、Rolex (ロレックス) まで、とにかくラグジュアリーブランド勢ぞろい。そのほかにレストランからライフスタイルショップ、そして伝統舞踊を楽しむことが出来る新感覚の「観世能楽堂」など、とにかく「今の銀座」をこれでもかというほどダイナミックに表現しているのが特長だ。
そして今回、オープン間近のタイミングに合わせて公開されたのが、『NOWNESS (ナウネス)』とのコラボによるドキュメンタリーフィルム。2016年「UK Music Video Awards」で最優秀新人ディレクター賞を受賞したロンドンの若手映像監督 Oscar Hudson (オスカー・ハドソン) のドラマティックなフィルムワークでは、「GINZA SIX」に携わるクリエイターやブランド関係者などによるインタビューとともに、その巨大なプロジェクトの全貌が捉えられている。
HP: ginza6.tokyo