Chanel Couture: In Memoir 31 Rue Cambon

アールデコの鼓動を現代に、Chanel (シャネル) 2017年春夏オートクチュール コレクション

Chanel Couture: In Memoir 31 Rue Cambon
Chanel Couture: In Memoir 31 Rue Cambon
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アールデコの鼓動を現代に、Chanel (シャネル) 2017年春夏オートクチュール コレクション

Chanel Couture: In Memoir 31 Rue Cambon

Chanel (シャネル) 2017年春夏オートクチュールコレクションが24日、パリにて発表された。

Chanel (シャネル) 2017年春夏オートクチュールコレクションが24日、パリにて発表された。今季コレクションのインスピレーションとなったのは「カンボン通り31番地」という住所。1921年にクチュールサロン兼ブティックをオープンしたこのアドレスは、今なお Chanel のブティックが構えられるメゾン所縁の地として知られている。

What I wanted was something impeccable…

Chanel 2017年春夏 オートクチュール コレクション | © Chanel

Chanel 2017年春夏 オートクチュール コレクション | © Chanel

今回 Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) がコレクションで表現したのは、生前のマドモアゼルが足を運んだこの地のヘリテージを現代へと蘇らせること。それは即ち30年代のアールデコ洋式に見る簡潔さと絢爛さが両立するクチュールのサヴォアフェールであり、また一方でマドモアゼルの最もよく知られるポートレートの一つを彷彿とさせる鏡張りのステージを指すのであろう。過去と現在、未来が交錯するランウェイでは、アイコニックなツイードジャケットを軽やかなパステルトーンでアップデートさせたデイルックから、プリーツからレース装飾、エンブロイダリー、スモッギング、その他ありとあらゆる技巧を駆使して究極のフェミニニティを表現したイヴニングルックまで、全66体が登場した。

フィナーレで登場したのは、Lilly-Rose Depp (リリー=ローズ・デップ)。幾多にも重ねたオーガンザのラッフルが大胆なシルエットを描く「ローブ・ドゥ・マリエ」は、まさに時代を超越した存在感を放っている。

問い合わせ先/シャネル (ファッション) 0120-525-195
HP: www.chanel.com