Recap On Grammy 2017 Winners, Dramas And Red Carpet Fashion

第59回グラミー賞授賞式に巻き起こったドラマ、そしてレッドカーペットファッションをスローバック

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第59回グラミー賞授賞式に巻き起こったドラマ、そしてレッドカーペットファッションをスローバック

Recap On Grammy 2017 Winners, Dramas And Red Carpet Fashion

第59回グラミー賞が2月12日、米カリフォルニアのステイプルズ・センターにて開催。音楽業界にとって豊作、そしてアメリカ国内では大きな変革のあった2016年を象徴する授賞式では、今年もドラマが数多く生まれた。

第59回グラミー賞が2月12日、米カリフォルニアのステイプルズ・センターにて開催。音楽業界にとって豊作、そしてアメリカ国内では大きな変革のあった2016年を象徴する授賞式では、今年もドラマが数多く生まれた。まず話題となったのは、他でもない “クイーン・ビー” こと Beyoncé (ビヨンセ)。見目麗しい妊婦姿もさることながら、まるで神話に登場する女神のような煌びやかな衣装、そして本年度年間最優秀賞を含む主要5部門を総なめにした Adele (アデル) との感動的な一幕は、格好の “ミーム” ネタとなった。

 

 

美しい妊婦姿を披露した Beyoncé (ビヨンセ)。インドの神話に登場する女神のような衣装はインドネシアの Malakai Hom (マラカイ・ホム) が手がけている。| Image via Malakai Hom Facebook page

美しい妊婦姿を披露した Beyoncé (ビヨンセ)。インドの神話に登場する女神のような衣装はインドネシアの Malakai Hom (マラカイ・ホム) が手がけている。| Image via Malakai Hom Facebook page

昨年亡くなったアーティストへのトリビュートも多く行われ、Adele が George Michael (ジョージ・マイケル) の『Fastlove』を、Bruno Mars (ブルーノ・マーズ) が Prince (プリンス) の『Let’s Go Crazy』を、Demi Lovato (デミ・ロバート)、Tori Kelly (トリ・ケリー)、Andrea Day (アンドレア・デイ)、Little Big Town (リトル・ビッグ・タウン) が Bee Gees (ビー・ジーズ) のメドレーをパフォーマンスした。

本年度最多5部門を受賞した Adele (アデル)。受賞式では Givenchy Haute Couture から3つのガウンを着用。| © Givenchy

本年度最多5部門を受賞した Adele (アデル)。受賞式では Givenchy Haute Couture から3つのガウンを着用。| © Givenchy

 

受賞者一覧は以下の通り。

<年間最優秀レコード賞> Adele (アデル)『Hello』
<年間最優秀アルバム賞> Adele『25』
<年間最優秀楽曲賞> Adele『Hello』
<最優秀新人賞> Chance The Rapper (チャンス・ザ・ラッパー)
<最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)賞> Adele『Hello』
<最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)賞> Twenty One Pilots (トゥエンティ・ワン・パイロッツ)『Stressed Out』
<最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞> Willie Nelson (ウィリー・ネルソン)『Summertime: Willie Nelson Sings Gershwin』
<最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞> Adele『25』
<最優秀ダンス・レコーディング賞> The Chainsmokers (ザ・チェ-ンスモーカーズ)『Don’t Let Me Down Feat. Daya』
<最優秀ダンス・エレクトロニック・アルバム賞> Flume (フルーム)『Skin』
<最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞> Snarky Puppy (スナーキー・パピー)『Culcha Vulcha』
<最優秀ロック・パフォーマンス賞> David Bowie (デヴィッド・ボウイ)『Blackstar』
<最優秀メタル・パフォーマンス賞> Megadeath (メガデス)『Dystopia』
<最優秀最優秀ロック・ソング賞> David Bowie『Blackstar』
<最優秀ロック・アルバム賞> Cage The Elephant (ケイジ・ジ・エレファント)『Tell Me I’m Pretty』
<最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞> David Bowie『Blackstar』
<最優秀R&Bパフォーマンス賞> Solange (ソランジュ)『Cranes In The Sky』
<最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞> Lalah Hathaway (レイラ・ハサウェイ)『Angel』
<最優秀R&Bソング賞> Maxwell (マックスウェル)『Lake By The Ocean』
<最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞> Beyoncé (ビヨンセ)『LEMONADE』
<最優秀 R&Bアルバム賞> Lalah Hathaway 『Lalah Hathaway Live』
<最優秀ラップ・パフォーマンス賞> Chance The Rapper feat.Lil Wayne & 2 Chainz (リル・ウェイン&2チェインズ)『No Problem』
<最優秀ラップ/歌唱・パフォーマンス賞> Drake (ドレイク)『Hotline Bling』
<最優秀ラップ・ソング賞> Drake『Hotline Bling』
<最優秀ラップ・アルバム賞> Chance The Rapper『Coloring Book』
<最優秀カントリー・パフォーマンス(ソロ)賞> Maren Morris (マレン・モリス)『My Church』
<最優秀カントリー・パフォーマンス(グループ)賞> Pentatonix feat.Dolly Parton (ペンタトニックス Feat.ドリー・パートン)『Jolene』
<最優秀カントリー・ソング賞> Tim McGraw (ティム・マグロウ)『Humble And Kind』
<最優秀カントリー・アルバム賞> Sturgill Simpson (スタージル・シンプソン)『A Sailor’s Guide To Earth』
<最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞> White Sun (ホワイト・サン)『White Sun II』
<最優秀インプロバイズド・ジャズ・ソロ賞> John Scofield (ジョン・スコフィールド)『I’m So Lonesome I Could Cry』
<最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞> Gregory Porter (グレゴリー・ポーター)『Take Me To The Alley』
<最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞> John Scofield (ジョン・スコフィールド)『Country For Old Men』
<最優秀大規模ジャズ・アンサンブル・アルバム賞> Ted Nash Big Band (テッド・ナッシュ・ビッグ・バンド)『Presidential Suite: Eight Variations On Freedom』
<最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞> Chucho Valdés (チューチョ・バルデース)『Tribute To Irakere: Live In Marciac』
<最優秀ゴスペル・パフォーマンス賞> Tamela Mann; Kirk Franklin (タメラ・マン; カーク・フランクリン)『God Provides』
<最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・パフォーマンス賞> Hillary Scott & The Scott Family (ヒラリー・スコット & ザ・スコット・ファミリー)『Thy Will』
<最優秀ゴスペル・アルバム賞> Kirk Franklin『Losing My Religion』
<最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・アルバム賞> Hillary Scott & The Scott Family『Love Remains』
<最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバム賞> Joey+Rory (ジョーイ + ローリー)『Hymns』
<最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞> Jesse & Joy (ジェシー & ジョイ)『Un Besito Mas』
<最優秀ラテン・ロック、アーバン、オルタナティヴ・アルバム賞> iLe (イル)『iLevitable』
<最優秀リージョナル・メキシカンまたはテハーノ・アルバム賞> Vicente Fernández (ビセンテ・フェルナンデス)『Un Azteca En El Azteca, Vol. 1 (En Vivo)』
<最優秀トラディショナル・トロピカル・ラテン・アルバム賞> Jose Lugo & Guasábara Combo (ホセ・ルーゴ & グアサバーラ・コンボ)『Donde Están?』
<最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス賞> Sarah Jarosz (サラ・ジャロスツ)『House Of Mercy』
<最優秀アメリカン・ルーツ・ソング賞> The Time Jumpers (ザ・タイム・ジャンパーズ)『Kid Sister』
<最優秀アメリカーナ・アルバム賞> William Bell (ウィリアム・ベル)『This Is Where I Live』
<最優秀ブルーグラス・アルバム賞> O’Connor Band With Mark O’Connor (オコナー・バンド・ウィズ・マーク・オコナー)『Coming Home』
<最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞> Bobby Rush (ボビー・ラッシュ)『Porcupine Meat』
<最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞> Fantastic Negrito (ファンタスティック・ネグリート)『The Last Days Of Oakland』
<最優秀フォーク・アルバム賞> Sarah Jarosz『Undercurrent』
<最優秀リージョナル・ルーツ・ミュージック・アルバム賞> Kalani Pe’a (カラニ・ペア)『E Walea』
<最優秀レゲエ・アルバム賞> Ziggy Marley (ジギー・マーレー)『Ziggy Marley』
<グラミー賞 最優秀ワールドミュージック・アルバム賞> Yo-Yo Ma & The Silk Road Ensemble (ヨー・ヨー・マ & ザ・シルクロード・アンサンブル)『Sing Me Home』
<最優秀子供向けアルバム賞> Secret Agent 23 Skidoo (シークレット・エージェント 23 スキードゥー)『Infinity Plus One』
<最優秀スポークン・ワード・アルバム賞> Carol Burnett (キャロル・バーネット)『In Such Good Company: Eleven Years Of Laughter, Mayhem, And Fun In The Sandbox』
<最優秀コメディ・アルバム賞> Patton Oswalt (パットン・オズワルト)『Talking For Clapping』
<最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞> 『The Color Purple (カラーパープル)』
<最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞 (映画、テレビその他映像部門)> Miles Davis & Various Artists (マイルズ・ディヴィス)『Miles Ahead』
<最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞 (映画・テレビサウンドトラック部門)> John Williams (ジョン・ウィリアムズ)『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
<最優秀楽曲賞 (映画、テレビ、その他映像部門)> Max Martin (マックス・マーティン)『Can’t Stop The Feeling!』
<最優秀インストゥルメンタル作曲賞> Ted Nash (テッド・ナッシュ)『Spoken At Midnight』
<最優秀インストゥルメンタル編曲賞> Jacob Collier (ジェイコブ・コリアー)『You And I』
<グラミー賞 最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞> Jacob Collier『Flintstones』
<最優秀レコーディング・パッケージ賞> Jonathan Barnbrook (ジョナサン・バーンブルック)『Blackstar』
<最優秀ボックスまたはスペシャル・リミテッド・エディション・パッケージ賞> Gérard Lo Monaco (ジェラール・ロ・モナコ)『Edith Piaf 1915-2015』
<最優秀アルバム・ノーツ賞> Ken Bloom & Richard Carlin (ケン・ブルーム & リチャード・カーリン)『Sissle And Blake Sing Shuffle Along』
<最優秀歴史的アルバム賞> Steve Berkowitz & Jeff Rosen (スティーヴ・バーコウィッツ & ジェス・ローゼン)『The Cutting Edge 1965-1966: The Bootleg Series, Vol.12 (Collector’s Edition)』
<最優秀アルバム技術賞> David Bowie『Blackstar』
<最優秀プロデューサー賞> Greg Kurstin (グレッグ・クスティン)『Hello』
<最優秀リミックス・レコーディング賞(クラシック以外)> André Allen Anjos (アンドレ・アレン・アンホス)『Tearing Me Up (RAC Remix)』
<最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞> Alexander Lipay & Dmitriy (アレキサンダー・リペイ & ドミトリー)『LipayDutilleux: Sur Le Même Accord; Les Citations; Mystère De L’instant & Timbres, Espace, Mouvement』
<最優秀アルバム技術賞(クラシック部門)> Mark Donahue (マーク・ダナヒュー)『Corigliano: The Ghosts Of Versailles』
<最優秀プロデューサー賞(クラシック部門)> David Frost (デイヴィッド・フロスト)
<最優秀オーケストラ・パフォーマンス賞> Andris Nelsons (アンドリス・ネルソンス)『Shostakovich: Under Stalin’s Shadow – Symphonies Nos. 5, 8 & 9』
<最優秀オペラ・レコーディング賞> James Conlon (ジェームズ・コンロン)『Corigliano: The Ghosts Of Versailles』
<最優秀合唱パフォーマンス賞> Krzysztof Penderecki (クシシュトフ・ペンデレツキ)『Penderecki Conducts Penderecki, Volume 1』
<最優秀小規模アンサンブル・パフォーマンス賞> Third Coast Percussion (サード・コースト・パーカッション)『Steve Reich』
<最優秀クラシック・インストゥルメンタル・ソロ賞> Zuill Bailey (ズイル・ベイリー)『Daugherty: Tales Of Hemingway』
<最優秀クラシック・ヴォーカル・ソロ賞> Dorothea Röschmann (ドロテア・レシュマン); 伴奏者 Mitsuko Uchida (内田光子),『Schumann & Berg』
Ian Bostridge『Shakespeare Songs』
<最優秀クラシック・コンペンディアム賞> Giancarlo Guerrero (ジャンカルロ・ゲレロ)『Daugherty: Tales Of Hemingway; American Gothic; Once Upon A Castle』
<最優秀コンテンポラリー・クラシック・コンペンディアム賞> Michael Daugherty (マイケル・ドハティ)『Daugherty: Tales Of Hemingway』
<最優秀ミュージック・ビデオ賞> Beyoncé『Formation』
<最優秀長編ミュージック・ビデオ賞> The Beatles (ザ・ビートルズ)『Eight Days A Week The Touring Years』