アレキサンダー・ワン2017-18年秋冬、ブラックエレガンスと、アングラな「ノー・アフター・パーティー」
News
アレキサンダー・ワン2017-18年秋冬、ブラックエレガンスと、アングラな「ノー・アフター・パーティー」
Alexander Wang Goes Ghetto Chic At NYFW Runway
Alexander Wang (アレキサンダー・ワン) による2017-18年秋冬コレクションが12日に発表された。会場として用いられたのは、ハーレム地区の RKO HAMILTON THEATER (アールケーオー・ハミルトン・シアター)。厳かな佇まいのゴシック建築は現在廃墟となっており、今回のショーでは真っ赤なネオンが煌々と輝くアンダーグラウンドなパーティー会場へと姿を変え、来場者をオールスタンディングで出迎えた。
Alexander Wang (アレキサンダー・ワン) による2017-18年秋冬コレクションが12日に発表された。会場として用いられたのは、ハーレム地区の RKO HAMILTON THEATER (アールケーオー・ハミルトン・シアター)。厳かな佇まいのゴシック建築は現在廃墟となっており、今回のショーでは真っ赤なネオンが煌々と輝くアンダーグラウンドなパーティー会場へと姿を変え、来場者をオールスタンディングで出迎えた。
ショーが始まるまでの時間、すし詰めになった会場をウォームアップするのは Metro Boom (メトロ・ブーム)。懐かしのヒップホップに耳を傾けていると、気づけば開始予定時刻より30分ほどが経っていた。以外とこうしてパーティー仕様にしたら待っていることも苦痛じゃないなと勉強になる。
肝心のショーはというと、潔いまでに黒一色。ただ、いつものスポーティー感やコマーシャル色はかなり抑えめで、ミニマルながらしっかりとシルエットを仕立てられたテーラリングや、フェティッシュなボディスーツ、Balenciaga (バレンシアガ) 時代を彷彿とさせるグラマラスな装飾使いが至極エレガントな印象だ。
また今回のランウェイで登場した「No After Party」のロゴはショーの直後より店舗にて発売されるとのこと。日本では全く浸透していない「See Now Buy Now」だが、このくらいシンプルでアイコニックなデザインならバンドT感覚で買うのもアリかなと。ちなみに日本では2月15日から21日まで阪急うめだで開催中の Alexander Wang のポップアップストア、2月22日から27日まで伊勢丹新宿店、そして2月28日からは Alexander Wang 青山店にて数量限定で発売されるとのこと。