65周年を経て、再び原点へ。マックスマーラ 2017-18年秋冬コレクションが浮き彫りにする、無為自然の美
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65周年を経て、再び原点へ。マックスマーラ 2017-18年秋冬コレクションが浮き彫りにする、無為自然の美
Max Mara In Ultimate Simplicity And Modernism
ミラノにて発表された Max Mara (マックスマーラ) の2017-18年秋冬 コレクション。
Max Mara (マックスマーラ) による最新2017-18年秋冬 ウィメンズウェア コレクションが、ミラノ ファッションウィーク期間中にあたる2月23日に発表された。会場は Palazzo del Senato (パラッツォ・デル・セナート)。Max Mara といえば、最高級のカシミアやキャメルのコートで世界的に名高いイタリアのラグジュアリーブランド。昨年ブランドにとっての節目となる65周年を迎え、今季新たに打ち出したのはメゾンの原点とも言える「身近なラグジュアリー」というフィロソフィーだ。
イタリアブランドでありながら、これ見よがしな華美な装飾や過度なセックスアピールを強いるのではなく、あくまで上質な素材の良さを最大限に引き立てた引き算の美学。それはまさしく、北欧の血を引く往年の大女優 Ingrid Bergman (イングリッド・バーグマン) や Anita Ekberg (アニタ・エクバーグ) のような知性に満ちた凛とした女性像だ。
キャメル、コニャック、カシャ、グレーという芳醇なカラーパレット、そしてカシミア、キャメル、ヤク、アルパカなどリュクスなマテリアルは、上質を知り尽くした大人の女性にこそ相応しい究極のシンプリシティとモダニズムを湛えている。
HP: jp.maxmara.com