メタリックの輝きと静謐な黒、ボッテガ・ヴェネタ 2017-18年秋冬コレクションに見るドレスアップ美学
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メタリックの輝きと静謐な黒、ボッテガ・ヴェネタ 2017-18年秋冬コレクションに見るドレスアップ美学
Shimmering Black As Seen On Bottega Veneta Fall Runway
Bottega Veneta (ボッテガ・ヴェネタ) による2017-18年秋冬コレクションが25日、ミラノにて発表された。昨年の9月に、メゾンの設立50周年、そしてクリエイティブ・ディレクター Tomas Maier (トーマス・マイヤー) の就任15周年を記念したランウェイショーを開催した Bottega Veneta。メンズ、ウィメンズを統合したショーの形態は今季も継続し、全66体のうち26体がメンズのルックで構成されている。
Bottega Veneta (ボッテガ・ヴェネタ) による2017-18年秋冬コレクションが25日、ミラノにて発表された。昨年の9月に、メゾンの設立50周年、そしてクリエイティブ・ディレクター Tomas Maier (トーマス・マイヤー) の就任15周年を記念したランウェイショーを開催した Bottega Veneta。メンズ、ウィメンズを統合したショーの形態は今季も継続し、全66体のうち26体がメンズのルックで構成されている。
コレクション全体を通して提案されているのは、大きめに取られた力強いショルダーラインとウエストのシェイプ、シンプリシティを極めた端正な仕立てのテーラリング、そしてグラマラスなイヴニング。「メンズとウィメンズのコレクションは同時にデザインされ、同じ言語でメッセージを発する」という Tomas Maier の言葉通り、交互に登場するメンズとウィメンズのルックは、共通するカラーストーリーやファブリックを用いながら、シルエットやディティールによってそれぞれの女性らしさ、男性らしさを強調していることが分かる。
フィナーレで登場したのは、ルーレックスを織り込んだメタリックファブリックのイヴニングスコア。中でも Joan Smalls (ジョアン・スモールズ) が着用した、メタルスタッズをグラデーションで埋め込んだウールのケープは、まるでオペラの一幕から飛び出してきたようなドラマティックな佇まいだ。