古典怪談から愛の物語へ。杉野希妃監督作品『雪女』が公開中
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古典怪談から愛の物語へ。杉野希妃監督作品『雪女』が公開中
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古典怪談から愛の物語へ。杉野希妃監督によって新しい解釈のもと映画化された『雪女』が公開中。本作は小泉八雲原作『怪談』の中の一編である『雪女』を新たな解釈のもと、杉野希妃監督が映画化、自ら雪女とユキの2役を演じている。
古典怪談から愛の物語へ。杉野希妃監督によって新しい解釈のもと映画化された『雪女』が公開中。本作は小泉八雲原作『怪談』の中の一編である『雪女』を新たな解釈のもと、杉野希妃監督が映画化、自ら雪女とユキの2役を演じている。長編監督作品としては、『マンガ肉と僕』『欲動』に続く第3作となる今作。第 29 回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、雪と光の映像美、クラシカルな美学、伝統を現代へと活かそうとする斬新な試みが高評価を得た。
<あらすじ>
ある時代、ある山の奥深く、吹雪の夜。猟師の巳之吉は、山小屋で、雪女が仲間の茂作の命を奪う姿を目撃してしまう。雪女は「この事を口外したら、お前の命を奪う」と言い残して消え去る。翌年、茂作の一周忌法要の帰り道に、巳之吉は美しい女ユキと出会う。やがて二人は結婚し、娘ウメが生まれる。14 年後。美しく聡明な少女に成長したウメは、茂作の遠戚にあたる病弱な幹生の良き話し相手だった。しかしある日、茂作の死んだ山小屋で幹生が亡くなってしまう。幹生の遺体には、茂作と同じような凍傷の跡があった。ユキの血を引く娘のせいだと、巳之吉を激しく問いつめる幹生の祖父。巳之吉の脳裏に 14 年前の出来事が蘇り、以前から自分の中にあったユキに対する疑心と葛藤する。自分があの夜の山小屋で見たものは何だったのか、そしてユキは誰なのか…。
作品情報 | |
タイトル | 雪女 |
監督 | 杉野希妃 |
脚本 | 重田光雄 |
出演 | 杉野希妃、青木崇高、山口まゆ、佐野史郎、水野久美 、 宮崎美子 |
配給 | 和エンタテイメント |
製作年 | 2016年 |
上映時間 | 96分 |
HP | http://snowwomanfilm.com |
ヒューマントラストシネマ有楽町にて公開中 | |
©Snow Woman Film Partners |