数々の賞レースを総なめにしてきた『ムーンライト』いよいよ公開!
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数々の賞レースを総なめにしてきた『ムーンライト』いよいよ公開!
'Moonlight' To Launch In Japan From March 31
『ムーンライト』が3月31日(金) TOHOシネマズシャンテ他にて全国公開される。
先日の第89回アカデミー賞授賞式でのハプニングも記憶に新しい話題作『ムーンライト』がついに日本で公開される。自分の居場所を探し求める主人公の姿を、色彩豊かで革新的な映像美と情緒的な音楽と共に3つの時代で綴ったこの物語は、第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞を受賞。第89回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、Mahershala Ali (マハーシャラ・アリ) の助演男優賞の3部門を受賞した。LGBTQをテーマにしたラブストーリーが作品賞を受賞したのはアカデミー賞史上初のことであり、まさに歴史に残る快挙となった。
本作は戯曲『In Moonlight Black Boys Look Blue (月の光の下で、美しいブルーに輝く) 』が原案となり、長編2作目となる Barry Jenkins (バリー・ジェンキンス) 監督によって映画化された。エグゼクティブプロデューサーは Brad Pitt (ブラッド・ピット)。主人公の母親を『007』シリーズの Naomie Harris (ナオミ・ハリス)、少年の面倒を見る麻薬ディーラーを人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』に出演する Mahershala Ali (マハーシャラ・アリ)が演じる。そして、主人公シャロンはそれぞれの時代を3人の俳優が演じ、同じ内面を感じさせる”目”を持つ3人が選ばれている。印象深く力強い目によって、シャロンというキャラクターが完成された。
本作の大きなテーマは”アイデンティティ”を探し求めるところに他ならない。タイトルである”ムーンライト (月光)”とは、暗闇の中で輝く光、自分が見せたくない光り輝くものを暗示している。誰もが一度は人生のどこかのタイミングで感じる、どうにもならない日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔。そのような人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情がきっとあなたの心をも激しく揺さぶり、大きな感動と深い余韻で包み込むことだろう。
<あらすじ>
名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに・・・
作品情報 | |
タイトル | ムーンライト |
原題 | Moonlight |
監督 | Barry Jenkins (バリー・ジェンキンス) |
脚本 | Barry Jenkins |
製作 | Brad Pitt (ブラッド・ピット) |
出演 | Trevante Rhodes (トレヴァンテ・ローズ)、Andre Holland (アンドレ・ホランド)、Janelle Monae (ジャネール・モネイ)、Alex R. Hibbert (アレックス・R・ヒバート)、Naomie Harris (ナオミ・ハリス)、Mahershala Ali (マハーシャラ・アリ) |
配給 | ファントム・フィルム |
製作年 | 2016年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 111分 |
HP | http://moonlight-movie.jp/index.html |
© 2016 A24 Distribution, LLC | |
3月31日(金) TOHOシネマズシャンテ他にて全国公開 |