ファッションPRで使える5つのFacebookページ活用法
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ファッションPRで使える5つのFacebookページ活用法
DIY Fashion PR: 5 Best Practices for Facebook Pages
世界一人気がある勤務時間中の暇つぶしツールといえば、Facebook。ユーザーの平均使用時間は1日1時間ほどで、ひとりあたり平均で2〜5ページに「いいね!」を付けている。最近『Get Satisfaction』が掲載したインフォグラフィックでは、「消費者はなぜブランドをフォローするのか?」に焦点をあて、ただたんに自分のFacebookページを持つだけでなく、ほかのコミュニケーションの方法と同等に重用視することの大切さについて書かれている。
提供: PR Couture 翻訳: 倉増宗駿
世界一人気がある勤務時間中の暇つぶしツールといえば、Facebook。ユーザーの平均使用時間は1日1時間ほどで、ひとりあたり平均で2〜5ページに「いいね!」を付けている。最近『Get Satisfaction』が掲載したインフォグラフィックでは、「消費者はなぜブランドをフォローするのか?」に焦点をあて、ただたんに自分のFacebookページを持つだけでなく、ほかのコミュニケーションの方法と同等に重用視することの大切さについて書かれている。
インフォグラフィックによると、
・97%以上はブランドや商品の購入の際にソーシャルメディアから影響を受けたことがあると答えた
・18%以上は興味深くおもしろいコンテンツを読むために、ブランドをFacebookでフォローしている
・36%以上はお得な情報のためにブランドをFacebookでフォローしている
・調査参加者の70%はソーシャルメディアコンテスト、もしくはスィープステークスに参加したことがある
Facebookは顧客と交流する機会を提供しており、そしてその顧客はすでにFacebookを使用している。うまく利用できれば、アクセス数(そして売上)アップのための有力なツールとなるのである。
<スタートアップ時にやるべき5つのコト>
①ファンゲートでウェルカムタブを作成
ウェルカムタブを作り、はじめての訪問者になぜあなたのページに参加した方がいいのかを説明する。例えば「いいね!」を押す価値の概要や、主力プロモーション・開催予定イベント・プレス情報などを説明するのがいいだろう。また、これはメルマガに登録してもらうチャンスでもある。クーポンや無料コンテンツのダウンロードで関心を集めることが可能ならば、ファンゲートの設立(英文)を推奨する。ファンゲートというのは、「いいね!」を押してもらうまで、コンテンツにアクセスさせないシステムなので、フォロワー数アップには有効的な方法として認知されている。
*「Facebookファンゲート」機能は3/30以降、設定できなくなりました
②優先的にFacebookの活用を
Facebookは、プロモーションの主役として使用したほうがよい。商品のパッケージ、レシート、メルマガ、タグ、ポストカードやプレス用のものアイテムなど、あらゆる箇所でFacebookページをプロモーションすること。どのような箇所においても、Facebookページを宣伝すれば、ファンの “行動を呼び起こす” キッカケになるはず。既存の顧客にかんしては、ソーシャルメディアコンテストをメルマガでアピールし、同時にソーシャルメディアサイドバーにて、ファンによる最近のポストも載せたほうがいい。
③楽しい話題になるコンテンツを作る
Facebookには、「通信対話」と「コミュニティー」という魅力がある。あなたがなにか投稿した際、かならずフィードバックをもらうようにしてみるといいだろう。Facebookのコミュニティーに質問するのだ。例えば、彼らのブランドに対する意見、趣味、好きな色などをファンに聞いてみるといいかも知れない。他にも、Facebookフォロワー限定のセール情報などを発信し、Facebook上のファンを大事にしていることを伝えること。月ごとにさまざまなテーマを持ったコンテンツカレンダーの作成も考慮してみるのも一手だ。忘れずにメルマガ・携帯サイト・プレス情報もプッシュしよう。さらにトレンドに関する考え、仕事場の裏側のオフショット、最高においしいBelliniの秘密の材料など。ようするに、プロモーションとパーソナルコンテンツを上手くバランスさせるのである。
2/2ページ:Facebook PPCやFacebookチェックインクーポンの活用の仕方
④Facebook PPC(クリック課金)広告とスポンサーコンテンツ
実はFacebookのヘルプがない限り、Facebook内のプロモーションには限界がある。そこで、健全で活気のあるFacebookページの価値を認識しているのであれば、Facebookの財布に優しい、「PPC広告」と「スポンサーストーリー」を利用するべきだ。(ミニマムなし、自分で最大広告費を決定可能)そうすることにより、自分で管理し、年齢・統計・趣味で顧客のターゲット仕分けを行い、フォロワー数の上昇を確認していくことができる。
⑤Facebookチェックインクーポン
店舗を持っている方には、お客をお店まで導いてくれるFacebookの「チェックインクーポン」がおすすめ。店舗のロケーションを設定し、Facebookで店舗にチェックインしたお客にスペシャルクーポンを提供することができる。「チェックイン」は投稿されたユーザーの友達へ口コミ効果のような無料プロモーションとなるのだ。デザイナーの方は、取引先のセレクトショップとコラボしてプロモーションを行うこともできる。
これはまだFacebookが秘めてる可能性のほんの一部にしかすぎない。忘れずにFacebook の洞察を頻繁にチェックし、どの対策が効果的かを控えていくべきである。次の手段が煮詰まった際は、ファンからアイディアを募集するのも手だ。ファンと共有できるスペース作りは、ロイヤリティを上げ、ファンとの結束度を強めることができる。
Crosby Noricks (クロズビー・ノリクス)、Polina Raygorodskaya(ポーリナ・レイゴロツズカヤ)共著
Polina Raygorodskaya
世界級アナリストでファッション・美容・高級品・旅行業界のPRスペシャリスト。Polina Fashion LLC(ポーリンファッションLLC)の社長として、様々なデザイナーや国際的なクライアントのマーケティング・PRニーズに対応してきました。
詳細はwww.polinafashion.comへアクセス又はinfo@polinafashion.comにお問い合わせ。
Crosby Noricks(クロズビー・ノリクス)2006年でファッションPRウェブサイト「PR Couture」を設立。2008年からRed Door Interactiveのソーシャルメディアディレクターを努める。これまでに米国各大都市でファッションPRについて講義する上で、2008〜2010年米国の有名ファッション専門学校のFIDMやArt InstituteでPRインストラクターとして努めし、InfluenceSDの「Blogger of the Year」賞受賞。今年2012年に「Ready to Launch: The PR Couture Guide to Breaking into Fashion PR」の高評ファッションPRガイドブックを著作。
PR Couture
URL: http://www.prcouture.com