ベースメイクの完成度がかわる。仕込みに使いたい、サブ的アイテム
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ベースメイクの完成度がかわる。仕込みに使いたい、サブ的アイテム
new cosmetic trend in march and april
the 10 best fragrant for spring 2023
edit & text: yuko igarashi & miku oyama
花粉や気温変化による乾燥といった外的ストレスの増加で、揺らぎ肌になりやすい季節。そこでフェイスパウダー、フィックスミストなど、ファンデを塗る前後に使うことで快適な肌に導く脇役コスメに着目。マスクを外すことが増えるかもしれない今後に向けて、キレイなベースメイクを保つ準備をしてみては?
紫外線だけでなく大気汚染までブロック
CHANEL (シャネル) の日焼け止めジェルクリーム「UV エサンシエル」が新たにクリーン フォーミュラに生まれ変わって登場した。抗酸化と保護効果を併せ持つ、マダガスカルで採取されたブルー ジンジャー PFA と細胞を外部からのストレスから守り、肌本来の防御機能を高めるタヒチアン ガーデニア エキスを配合。ジェルとクリームを混ぜたような心地よいテクスチャーは、ヴェールをまとわせたかのような薄膜な仕上がりにも関わらず、内側からも肌のバリア機能を高める効果を持つ。暑さや湿気にも負けずにメイクアップをキープしてくれるので、季節を問わずに使うことができる。
ハイライターとしても使えるプライマー
CLINIQUE (クリニーク) から登場したのは、マルチ機能のメイクアップ プライマー「イーブン ベター ライト リフレクト プライマー」。1本に200億のプリズム イルミネーターが含まれているため、光の力で美しく輝く明るい肌を演出。みずみずしい質感で、つけた瞬間から繊細なキラめきと上品なツヤを与えてくれる。さらに、3種類のヒアルロン酸を配合し、肌にうるおいをもたらしながら、なめらかに整えてくれるため、メイクのりもアップ。また、ノンコメドジェニックテスト済みなので、肌にも優しく安心して使えるのもポイント。
「ダブル ウェア」シリーズのために開発された下地
ESTĒE LAUDER (エスティ ローダー) の「ダブル ウェア」シリーズから、ファンデーションと相性抜群の新たなプライマー「ダブル ウェア セカンド スキン クリーム プライマー」が誕生。ベタつきや重さを感じさせないクリームタイプで、瞬時にうるおいを与えながら毛穴の目立ちにくいスムースな仕上がりに。また、肌のトーンを明るく均一に整えてくれるので、メイクアップのためのなめらかなキャンバスを作りだす。特に同シリーズのファンデーション「ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ」を使用すれば、ピタッと密着してくれるので、完璧な仕上がりをキープしてくれるのも特徴だ。ファンデーションの重さが気になる人は、単品で使うことで透明感のあるナチュラルな肌に。さらに、メイク直しやアイシャドウベースとしても使用できる。
毛穴やテカリを目立たせない。さらっと伸びる部分用下地
FASIO (ファシオ) からは、テカリ・崩れを防ぎ、さらさら美肌が続く部分用下地「ポア スムース プライマー」がデビュー。皮脂テカリ・くずれ防止パウダーを採用し、余分な皮脂をしっかり吸着することで、つけたての美しさが一日中持続する。気になる小鼻周りや T ゾーンのテカリ、ざらつきなど、気になる部分に少量塗布し、くるくるとなじませれば OK。クリアなカラーで毛穴の凹凸も自然にカバーし、フラットで均一な肌に。さらに、さらさらとしたゲルと球状粉体を贅沢に配合することで、塗った後は厚塗り感のないすべすべな仕上がりを実現。日差しが強くなってくるこれからの季節に取り入れたい一品だ。
ロングセラーのコンシーラーがアップデート
DIOR (ディオール) の高いカバー力を持つコンシーラー「ディオールスキン フォーエヴァースキン コレクト コンシーラー」が、よりケアし、色移りしにくい処方に進化した。肌に溶け込むようなクリーミーなテクスチャーで、瞬時に色ムラやクマ、赤みなどの気になる部分をカバー。汗・蒸れ・くすみにも強いロングラスティング処方で、24時間つけたての仕上がりが持続するのも魅力の一つ。また、メイクしながら肌を優しくケアする96%自然由来成分を配合しているので、塗るたびにデリケートな目元もケアし、うるおいに満ちた明るくなめらかな肌に導く。さまざまな肌悩みを消し去るハイカバーコンシーラーは、マストで持っておきたいアイテムだ。
必要な時にサッと使えるペンタイプのコンシーラー
M・A・C (マック) の「スタジオ フィックス」シリーズから、ユニークなパッケージのコンシーラーがデビュー。塗りやすいペン型で、クリックする回数によって自由自在にカバー力をコントロール。ミニマルなのに、しっとり感も与えながら色ムラをカバーし、ナチュラルなマットに仕上げてくれる。また、汗や湿気にも強いウォータープルーフ処方、そして、ロングウェアリングで、つけたての美しい見た目が、なんと36時間も続く。カラーは9色展開し、悩みに合わせて色を選ぶことができるのもポイントだ。
これからの季節に向けて使いたいフィックスミスト
shu uemura (シュウ ウエムラ) からは、アジア人のためのメイクアップシリーズ「アンリミテッド」より、メイクの仕上げにひと吹きするだけで、24時間メイクをキープする「アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト マット」が発売。超粒子ミストによる快適なつけ心地と均一な仕上がりで、皮脂崩れに強く、メイクの色移り、色褪せを防ぐ。メイク仕立ての状態とさらさらなフォギーマット肌が持続するので、皮脂や汗が気になる春夏におすすめのアイテムだ。また、保湿成分グリセリンを配合することで、うるおいも補填。また、ヒノキをイメージしたリラックス感のある香りで、毎日のメイクアップのラストステップで気分ほぐれるひと時を演出してくれるのも魅力。マスクによる蒸れ、メイク崩れが気になる人にもオススメのアイテム。
光を利用し毛穴をぼかすカラーレスパウダー
ベースメイクの仕上げに取り入れたいのが、LUNASOL (ルナソル) の「スムースクリアパウダー」。均一でやわらかな光を反射するクリアパウダーが光のヴェールを形成することで、溶け込むようになじみ、毛穴をカモフラージュしながら肌をトーンアップしてくれる。また、さらさらな感触をキープしながら毛穴をぼかす「皮脂吸着パウダー」と、肌の上で溶けるようなやわらかな感触の「アミノ酸パウダー」を組み合わせることで、なめらか、かつすべらかな肌を両立。無色透明なので、ファンデーションの色を邪魔せず使えるのも嬉しい。マスクの蒸れ、メイク崩れが気になる人にもオススメしたい。
日本未発売のシェードが満を辞して登場
2022年に限定発売され、瞬く間に完売した NARS (ナーズ) の「ライトリフレクティング プラズマティックパウダー」。今年は同シリーズから、マーブル模様の新シェードがローンチ。肌本来の色を引き立て、より明るく美しく魅せる、カラー コレクティングパールを配合した。ピンク、イエロー、ホワイトの3色が、絶妙な色補正効果をもたらし、自然なトーンアップをかなえる。また、一番の強みである、NARS 独自のフォーミュラ、フォトクロミックテクノロジーを活かし、肌トーンのバランスを補正しながら太陽の光やカメラのフラッシュで起こりやすい白浮きを防止。さらに、微細なラメが入っているので、ナチュラルなツヤも演出。今年こそは手に入れたいアイテムの1つだ。
日焼け止めがクッションタイプに。UV ケアの新発想
ADDICTION (アディクション) からは、メイクの上から塗り直せる日焼け止めクッションコンパクト「スキンケアUV タッチアップ クッション」がデビュー。みずみずしい使用感でスキンケア仕立てのようなツヤをもたらしながらも、SPF 45・PA+++ で紫外線をしっかりブロックしてくれる。さらに美容液90%、10種のオーガニック植物由来成分を配合し、スキンケアのような保湿感が長く続く。カラーは、どんな肌色にも合うノンパールのクリア、ブルーパールで透明感を与えるラベンダーローズ、レッドパールでヘルシーな血色を演出するアプリコットの3色展開。これらは、メイクの上からだけでなく、プライマーとしても使用可能だ。