
長尾謙杜が出会う、メゾン キツネと初夏のニュークラシック vol.1
2002年にジルダ・ロアエックと黒木理也によってパリで設立された Maison Kitsuné (メゾン キツネ)。ライフスタイルを表現するブランドとして、ファッションのみならず、音楽、アート、カフェなど多岐にわたるジャンルを横断し、着実にファンを増やしてきた。
2025年春夏メンズコレクションのテーマは「都会の夏」。毎日のように着たいリアルクローズを基調に、デイジーモチーフを大胆に配したグラフィックが目を引くアイテムをはじめ、トラッドなムードが漂うダービーシューズや、90年代を彷彿とさせるスニーカーなどが揃う。
袖を通したのは、ライブ衣装にも並ならぬこだわりを持ち、デザインなども手掛ける、なにわ男子の長尾謙杜。ベーシックでありながらも、遊び心を忘れない Maison Kitsuné の最新コレクションと、長尾の唯一無二の個性が出会い、とびきりの夏の到来を予告する。(第1回/全4回)
maison kitsuné with kento nagao
model: kento nagao (naniwadanshi)
photography: houmi sakata
styling: kodai suehiro
hair: kazuhiro naka
make up: shumari
edit & text: natsume horikoshi
sponsored


ニット¥72,600、シャツ¥38,500、パンツ¥52,800、シューズ¥50,600/ Maison Kitsuné (メゾン キツネ)

本コレクションでは、メンズ・ウィメンズを問わず、都市に咲く花=デイジーをモチーフにしたデザインが随所に登場。なかでも目を引くのが、手描き風のデイジーを編み込んだサマーニットだ。春の空気に映える一枚は、繊細な色合いとふんわりとした質感が魅力。軽やかな存在感で装いに明るいムードを添え、まるでパリの初夏を思わせるような、柔らかな印象をもたらしてくれる。足元には「PROFILE FOX」があしらわれたスニーカーを合わせ、力の抜けた春らしいスタイリングが完成する。