non

目的を持つすべての女性へ。のんがまとうアクリス vol.4

103年前、1922年にスイスにて、Alice Kriemler-Schoch (アリス・クリームラー=ショッホ) によって設立された AKRIS (アクリス) 。家庭用ミシンでエプロンを作り始めたことから始まり、3世代にわたって受け継がれてきたそのクラフツマンシップは、時代を超えて進化を遂げてきた。

2025年春夏からプレフォールコレクションにわたるテーマは、流動性と実用性。優美さとは外見ではなく、仕草や表情、感情といった内面にこそ宿る。そんな価値観をかたちにすべく、透け感や動きを感じさせるシルエットと機能的な素材使いを共生させたルックが揃う。また今季は、AKRIS がハンドバッグを発表してから15周年という節目のシーズン。これを記念し、創業者 Alice の名を冠したブランド初のトップハンドルバッグ 「Akris Alice (アクリス アリス)」が登場。意志をもって未来を切り拓いていく“Woman with Purpose (目的を持つ女性) ”の姿にインスパイアされ、その精神がこのバッグに込められている。

袖を通したのは、俳優・アーティストとして多彩に活躍する、のん。自分らしい感性を大切にし、自由な表現を恐れないその姿勢は、 AKRIS の哲学とも通じ合う。しなやかさのなかに芯の強さを秘めた彼女の存在が、意志のある着こなしをみせてくれた。(最終回/全4回)

akris
with non

model: non
photography & videography: yoshiyuki nagatomo
styling: miyuki uesugi
hair & make up: shie kanno
edit & text: natsume horikoshi

sponsored

ブラウス¥255,200、パンツ¥199,100、バッグ¥449,900(S)、¥520,300(M)、シューズ*参考商品/ AKRIS (アクリス)

残暑の続く季節でも快適に過ごせるクールウール素材のブラウスは、後ろ身頃のフレアディテールがやわらかな動きを生み、シャツ襟と比翼仕立てのミニマルな構造が端正さを引き立てる。同素材のパンツは、サイドクロージャーと内側の調整紐によって、動きやすさにも配慮。手元には、 Akris Alice のブラックを。レザーに映える台形のバックルが確かな個性を宿す。