
ジョゼフと見つける、憧れのあの人のスタイル vol.3
あなたのロールモデルは誰ですか?誰かにとってはスクリーン上で輝いている有名人かもしれないし、他の誰かは職場で尊敬している上司かもしれない、はたまた通勤中に時々見かける名前も知らない彼女かもしれない。自分は自分でしかないし、他の誰かになれるわけではないけれど、時に憧れは人々を勇気づけ、夢を与える。
英国発のコンテンポラリーブランド JOSEPH (ジョゼフ) には、女性が憧れる女性のスタイルがある。本物がわかるひとのための上質な素材、シンプルだけれど決して守りに入っていないデザイン、その洗練された感性はタイムレスな価値を宿す。2025年秋冬シーズンでは、ブランドのクラシックなアイコンをベースに、コンセプチュアルなデザインやグラフィックパターンを取り入れたコレクションは、どんな人も自分らしい特別な1着が見つかるはず。The Fashion Post が考えるスタイルアイコンの4名を招き、JOSEPH の最新コレクションのキールックを着こなしてもらった(第3回/全4回)。
joseph
autumn winter 2025 collection
model: ryo matsuura & rina ohta
photography: john clayton lee
styling: maiko kimura
hair (ryo): takuya baba
make up (ryo): kazuhiro takenaka
hair & make (rina): taeko suda
text & edit: manaha hosoda


コート ¥257,400、ストール ¥37,400、グローブ *参考商品/すべて JOSEPH (ジョゼフ)
そろそろコートが恋しくなってくる頃。今年はどんなコートを新調するのか、吟味派でも、直感派でも、大事にしたいのは袖を通した時のシルエットと着心地なはず。俳優・松浦りょうが手に取ったのは、まさに JOSEPH らしいダブルブレストのウールコート。シックなヘリンボーンパターンが、松浦の端正な雰囲気をさらに引き立てる。また、JOSEPH のシグネチャーストライプがあしらわれたボリュームたっぷりのスカーフが、コーディネートにアクセントを加え、誰にも譲らない存在感を宿す。
interview
with ryo
—現代的な女性と聞いて、どんな人が思い浮かびますか?
強く逞しい女性ですね。私が憧れるのは、変化を恐れない人です。自分の物差しで図らず、伸びやかでしなやかな人。コンプレックスがあったとしても、自分を愛せる、そんな人になりたいと思っています。
—今後の展望についても教えてください。
多くを望まず、それでも視野は広く持っていたいです。一歩一歩、自分の道を自分の歩幅で進む。その過程で、自分らしさを導き出していきたいです。



コート ¥228,800、ニットトップス ¥60,500、パンツ ¥75,900、ローファー ¥95,700/すべて JOSEPH (ジョゼフ)
景色から色が遠ざかる季節だからこそ、あえて色を味方につけたい。バーガンディに身を包み颯爽と登場したモデル/俳優・太田莉菜は、エレガンスの美学を体現していた。毛足の長いアルパカとシルクを掛け合わせたウールコートは極上の手触りを叶え、同色のタートルネックとワイドパンツを重ねれば、ただならぬオーラを放つ。ワントーンスタイルの鍵を握るのは、絶妙なバランス感。JOSEPH が描き出す計算されたシルエットと、メイクアップのさりげない駆け引きで、ニュアンスのある装いを楽しみたい。
interview
with rina
—現代的な女性と聞いて、どんな人が思い浮かびますか?
世代によって、全然答えが変わってくるので、難しい質問ですね。どの世代も何かしらと闘っている人が多いように思います。私も、女性の年齢や性別で制限されると勝手に思われて、やりづらかったたくさんのことを、その制限を破っていきたいと思っています。
—どんな女性に憧れますか?
思いやりが深く、熟慮し、行動するときは潔い女性です。