
自分を高める至極のコスメティック。「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」と4人の表現者たち vol.1 向里祐香
Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) が新たな旅のはじまりを告げる。メゾンの史上初となるコスメティック「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」がいよいよ日の目を浴びる。さらに、そのクリエイティブ・ディレクターを務めるのは、世界で最も影響力があると謳われるメイクアップアーティストの Pat McGrath (パット・マクグラス) というのだから、期待を募らせずにはいられない。
お目見えするのは、55色のリップスティックと10色のリップバーム、8種類のアイシャドウパレット。一つひとつが期待をはるかに超え、ラグジュアリーをとことん追求した、誰もが憧れずにはいられない仕上がりとなっている。
「メイクアップは文化です。それは力であり、存在感です。そして、パーソナルなもの」と Pat McGrath が語るように。メゾンのアイデンティティを凝縮したコスメティックは、もはや芸術品の域に達し、手にするものをエンパワーメントし、感情を生み出す。今回、世界中で活躍し、それぞれの分野で高みを目指す4名の女性が、「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」とともに至高のメイクアップを体験した。第1回は、「SHOGUN 将軍」で一躍脚光を浴びた女優の向里祐香。
louis vuitton
with yuka kouri
model: yuka kouri
photography & videography: john clayton lee
styling: midori
make up: kie kiyohara
hair: waka adachi
text & edit: manaha hosoda
sponsored


ローマ数字で「55」を意味する「LV」の文字にちなみ55色という圧倒的なラインナップを誇る「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」のリップスティック「LV ルージュ」。どれを選べばいいか迷ってしまった人に、自信を持ってすすめたいのは、向里が纏った「896 モノグラム・ルージュ」。メゾンのヘリテージであるブラウンのモノグラム・キャンバスとクラシックなレッドのリップスティックを融合させたこのスターシェードは、個性を尊重する本コレクションの象徴であり、時代を超えた定番になることが約束されている。
目元にも、同名のアイシャドウパレットを合わせて。ナチュラルな仕上がりから、シネマティックなルックまで変幻自在な「LV オンブル」は、ひとつのパレットに日常づかいしやすい3色と、ひねりを効かせた1色を内包。「896 モノグラム・ルージュ」は、モノグラム・キャンバスからインスパイアされた3色のブラウンと、光沢のあるアイシャドウパウダーとして再構築されたルージュカラーをセット。向里は、エレガントなヌードのブラウンカラーをまぶたに重ねて、軽やかなのに印象的な目元を演出した。

ドレス ¥913,000、シューズ ¥176,000、ネックレス ¥1,875,500、ブレスレット ¥1,100,000、(左・人差し指、上から)リング ¥292,600、リング ¥863,500、(右手薬指)リング ¥500,500/すべて Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン)

(左から)「LV ルージュ〈105 ヌード ネセセール〉」 ¥23,100、「LV ルージュ 〈602 ヴィタミン〉」 ¥23,100、「LV オンブル 〈250 ヌード ミラージュ〉」 ¥36,300/すべて Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン)
モノグラム・フラワーとLVロゴが存在感を放つパッケージは、ドイツのインダストリアルデザイナー Konstantin Grcic (コンスタンティン・グルチッチ) の洗練された哲学を体現。高名な家具デザイナーである同氏は、自身が手がける初めてのビューティーのプロダクトにおいて、外見だけでなく、実際に使った時の感触や音、温度など、考えが及ばないようなディテールまで思考を巡らした。インスピレーションとなったのは、メゾンのアイコニックなトランクの真鍮の金具。プラスチックを最小限に抑え、真鍮やアルミニウムといったリサイクル可能な素材を採用し、さらにレフィルしたくなるように設計することで、これから家宝のように代々と受け継がれていくタイムレスなコスメティックを実現した。