crimson on winter
#1 the winning lips

Model: Keqing Eng
Photography: Kodai Ikemitsu
Styling: Nozomi Urushibara
Make up: Dash
Hair: Kotaro
Direction & Text: Toru Mitani
Edit: Nonoka Nagase & Yuki Namba

澄んだ空気の中、視界はよりクリアに広がる。そんな冬の街で鮮烈なアクセントとなり、スタイルを洗練させる「赤」。この秋から忍ばせてもフレッシュな、赤の余韻を感じるメイクアップや情熱を蓄えたフレグランスなど、旬なレッドをビューティ視点で解説する (第1回/全4回)。

Beauty

crimson on winter
#1 the winning lips

【真冬を染めるレッド・ビューティ】 #1 唇に、ハイコントラストな鮮烈

青みと黄みをバランスよく含む、王道のレッドが新鮮だ。肌と一体化するヌードやブラウン、もしくはモーヴがトレンドだった今年、真紅を纏うのは通なチョイス。2027SS のランウェイでも、CHANEL (シャネル) や Valentino (ヴァレンティノ) など、多くのメゾンが冴えたレッドリップを採用していた。あえてボカさず、ハイコントラストに潔く。

例えるならば、『ミンボーの女』(1992) の弁護士、まひる (宮本信子) のような知性と正義を司るようなストイックでバブリッシュなリップ。輪郭をしっかりと描き、ブラシで何度も丁寧にレイヤードした唇には、誰にも負けない勝利のオーラが漂う。空気をたっぷりふくんだニットのやわらかな印象が引き締まり、メリハリあるスタイリングが完成する。

ガラスのように透けるニュアンスのラズベリーレッド。高い鮮度を保ちながら軽やかにリップをツヤで包み込む。ラスターガラス ステインガラス リップ ティント ズーミーズ ¥4,070/M•A•C (メイクアップ アート コスメティックス)

86%がスキンケア成分。じっくりと熟したチェリーのようなレッドがグロッシーにきらめく、美容液ティントリップ。ラプソリュ ルージュ グレーズ ティンテーション 712 ¥5,610/LANCÔME (ランコム)

サテンのようになめらかなツヤとしなやかな発色。「ダーマケア設計」で唇を効果的にいたわる完璧なクチュールレッド。ルージュ・ジバンシイ・サテン・シルク R26 ¥6,050/GIVENCHY (パルファム ジバンシイ)

ドレス ¥470,800、ベルト ¥179,300、ブーツ ¥506,000/すべて Givenchy by Sarah Burton (ジバンシィ バイ サラ・バートン)、アイウェア ¥89,100/AHLEM (アーレム)